ノーベル文学賞 ― 2007-10-11 23:15:00
ホームページを見たら、ノーベル・文学賞の選考結果が出ました(http://nobelprize.org/nobel_prizes/literature/laureates/2007/)。
ドリス・レッシング(Doris Lessing)が選ばれたのは、もしかしてかなり大穴だったのではないでしょうか?
ドリス・レッシング(Doris Lessing)が選ばれたのは、もしかしてかなり大穴だったのではないでしょうか?
【読後感】「フランス文学案内」 渡辺一夫、鈴木力衛 著 ― 2007-10-11 23:22:29

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題記の「フランス文学案内」は、岩波文庫別冊に入っている古い文庫本で、もう1冊の「英語発達小史」と一緒に古本屋で入手しました。
残念ながら後者は途中で挫折してしまい、いまのところ、最後まで読む目処が立たない(笑)ので、予定を変え、前者だけまずメモ代わりを書きます。
と、実はこの「フランス文学案内」のほうも、なんだかごちゃごちゃしていて、自分ではスイスイ読めませんでした。
作者の整理がよくない、と言っているわけではなく、ブログ主が、いかにこのへんに不勉強だったかが露呈したに過ぎません。
本書は、たぶんこの手の手引きの王道として、ちゃんと年代順に重要な作家や出来事を整理しています。
すなわち、以下の6章に分けて記述しています(括弧内の文は本来のタイトルにないですが、主な記述内容としてはこんなものです)。
1、中世期 (11~15世紀まで、聖人伝、宮廷文学など)
2、十六世紀 (ルネッサンス、宗教改革の時代)
3、十七世紀 (古典主義)
4、十八世紀 (擬古典主義、啓蒙主義)
5、十九世紀 (ロマン主義、写実主義など)
6、二十世紀 (ダダイズム、シュールレアリスム、実存主義など)
フランス語はまったくわかりませんが、とても明快で的確な言語であるようです。
歴史が長いから、一言フランス文学と言っても、いろいろな道筋を辿ってきているのは間違いないでしょう。
しかし総じて、フランス文学は、幻想的というよりも現実的であり、耽美的というより暴露的であるようです。
フランス文学史上の巨星、例えばジャン・ラシーヌ、ヴィクトル・ユゴーやマルセル・プルーストは、どうでしょう、印象だけで言っても、いずれも遠慮会釈なく、人間の真実の姿を描こうとする人たち。
よくはわかりませんが、なんとなくそのような気はします。
題記の「フランス文学案内」は、岩波文庫別冊に入っている古い文庫本で、もう1冊の「英語発達小史」と一緒に古本屋で入手しました。
残念ながら後者は途中で挫折してしまい、いまのところ、最後まで読む目処が立たない(笑)ので、予定を変え、前者だけまずメモ代わりを書きます。
と、実はこの「フランス文学案内」のほうも、なんだかごちゃごちゃしていて、自分ではスイスイ読めませんでした。
作者の整理がよくない、と言っているわけではなく、ブログ主が、いかにこのへんに不勉強だったかが露呈したに過ぎません。
本書は、たぶんこの手の手引きの王道として、ちゃんと年代順に重要な作家や出来事を整理しています。
すなわち、以下の6章に分けて記述しています(括弧内の文は本来のタイトルにないですが、主な記述内容としてはこんなものです)。
1、中世期 (11~15世紀まで、聖人伝、宮廷文学など)
2、十六世紀 (ルネッサンス、宗教改革の時代)
3、十七世紀 (古典主義)
4、十八世紀 (擬古典主義、啓蒙主義)
5、十九世紀 (ロマン主義、写実主義など)
6、二十世紀 (ダダイズム、シュールレアリスム、実存主義など)
フランス語はまったくわかりませんが、とても明快で的確な言語であるようです。
歴史が長いから、一言フランス文学と言っても、いろいろな道筋を辿ってきているのは間違いないでしょう。
しかし総じて、フランス文学は、幻想的というよりも現実的であり、耽美的というより暴露的であるようです。
フランス文学史上の巨星、例えばジャン・ラシーヌ、ヴィクトル・ユゴーやマルセル・プルーストは、どうでしょう、印象だけで言っても、いずれも遠慮会釈なく、人間の真実の姿を描こうとする人たち。
よくはわかりませんが、なんとなくそのような気はします。
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