気軽にできる遊び(1)~「私家版百科辞典」2007-10-07 02:27:26

 何人かが集まって、ペンと紙があれば、いつでもできる遊びの1つです。
 おもしろくなるか、つまらなく終わってしまうかは、参加者の真剣さによりますが。


 クイズ形式となるゲームなので、出題者が必要です。基本的に、参加者が順番に出題するといいでしょう。

 出題者は、自分しか答えを知らないであろう言葉を問題に出します。人名、地名、専門用語......あまり私的なことを除けば、なんでもいいかと思います。
 次に、参加者全員が出題された言葉の説明を紙に書き、ほかの人に見せず、出題者に渡します。
 出題者は、もちろん本当の正解を書けますが、ほかのメンバーは、適当にそれとらしい文章を書きます。例え万が一正解を知っていても、ここではわざと間違った答えをこしらえる必要があります。

 全員から回答の紙をもらったら、出題者はそれらに適当な番号を付けて、順番に読み上げます。
 出題者を含めた参加者が、例えば4人なら4択、5人なら5択のクイズになります。
 ここで、出題者を除き、全員がクイズの正解が何番かを当てて、再度紙に書いて出題者に渡します。
 そして、出題者が正解を発表します。


 ちょっと面白いのは、このゲームの点数計算です。
 僕らがやっていたのは、クイズに正解した人は3点がもらえて、はずした人がいれば、出題者に1点と、その間違った選択肢を作った人に2点が入る形です。
 つまり、正解を知らなくても、出題者の嗜好、専門を頭に入れ、もっともらしい回答を作れた人に、点数が入りやすくなります。

 1問が終わると、出題者が交代します。
 何周をまわすかをあらかじめ決めて、全問が終わった後に点数を集計し、一番点数が高い人が勝ちとなります。


 一番必要なのは、参加者の質です。それと、気の置けない仲間が集まるかどうかです。
 ちょっと慣れれば、一応上に書いた形でおもしろく遊べましたが、出題するのが難しいと感じるなら、本物の百科辞典などを置いて、出題者がなかから問題を選ぶのもいいかも知れません。

気軽にできる遊び(2)~「ダイヤモンドのオークション」2007-10-07 03:03:22

 このゲームは、3~6人ぐらいで遊ぶものです。
 トランプのダイヤのカード13枚だけ使いますが、手元になければ、紙に1から13までの数字を書いたものを使っても、なんら問題ありません。


 参加者は全員円を囲む形で座り、一定額の資金(例えば1000ドルとか)を持って開始します。
 そして、誰かが13枚のカードを適当にシャッフルして、1枚ずつめぐって、順番にオークションに出品します。

 実際のオークションと違って、このゲームでは、出品されたダイヤモンドごと、最高額の1000ドルからスタートします。
 全資金をはたいて1枚のカードを競り落とす人は、普通はあまりいないので、そこで各参加者が順番に、10ドル~100ドルの範囲内で、競り値を落としていきます。
 ここで値段を落とした人を除く各参加者は、自分の残金も見ながら、その値段で競り落とすかどうかを決めます。
 ダイヤモンドを競り落とすなら、みんなに宣言(コール)し、残資金を減らして、カードを手元に置きます。

 全部の13回のオークションが終わればゲームは終了し、競り落としたダイヤモンド(カード)の合計点数が一番高い人が、優勝者となります。


 たぶんこの遊びで勝つコツは、ダイヤモンドの数(点数)と 、自分と他人の懐具合を、うまく計算して決断することだと思います。
 残念ながら、僕もだいぶ前に1回遊んだだけなので、まだそのコツを掴んでおりません。

 実際遊んでいくと、13枚のカードだけだと少ないと感じるようになるかも知れません。適当に増やしてもいいでしょう。