太極拳 VS 白鶴拳 ― 2007-11-08 23:36:57
宣和堂さんのブログ(http://sengna.com/)で、酒見賢一氏「中国雑話 中国的思想」の紹介があり(http://sengna.com/log/eid1112.html)、1954年マカオで行われていた「呉陳比武」の話も引用されました。
呉派太極拳総帥の呉公儀が、白鶴拳でボクシングの心得もある?若い陳克夫の挑戦を受け、リングで公開他流試合をした話は、前に台湾の某格闘技系掲示板で聞き、映像も見ました。
全然知らなかったのですが、この試合をきっかけに「大公報」の記者であった陳文統と査良鏞が武侠小説を書き始め、梁羽生と金庸を名乗るようになったそうです。
だとすれば、武侠小説の歴史から見ても、重要な意味を持つ試合であったわけです。
こちらが僕が見ていた映像です(↓)。どうやらYouTubeにも上がっているようです。
< http://www.sheenpeak.com/NgvsChan.WMV >
あとは、この映像を見て、武侠小説や太極拳や白鶴拳のイメージが沸くかどうか、ですけどね。
呉派太極拳総帥の呉公儀が、白鶴拳でボクシングの心得もある?若い陳克夫の挑戦を受け、リングで公開他流試合をした話は、前に台湾の某格闘技系掲示板で聞き、映像も見ました。
全然知らなかったのですが、この試合をきっかけに「大公報」の記者であった陳文統と査良鏞が武侠小説を書き始め、梁羽生と金庸を名乗るようになったそうです。
だとすれば、武侠小説の歴史から見ても、重要な意味を持つ試合であったわけです。
こちらが僕が見ていた映像です(↓)。どうやらYouTubeにも上がっているようです。
< http://www.sheenpeak.com/NgvsChan.WMV >
あとは、この映像を見て、武侠小説や太極拳や白鶴拳のイメージが沸くかどうか、ですけどね。
PRIDE終焉 ― 2007-10-13 17:22:18

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MMAのトップ団体として、世界中のコアなファンから熱烈な支持を受けていた PRIDEは、4月8日の「PRIDE34」を最後に試合を行っていません。
どの時点を持って、PRIDEというブランドの終焉とするかは難しいですが、今月4日、PRIDE FC WORLDWIDE日本事務所の解散と運営スタッフの解雇が報じられ、興行開催の目処が完全に立たなくなったことで、一応の終止符が打たれたと考えてもよいでしょう。
最初の「PRIDE.1」は1997年10月に開催されたもので、PRIDEの歴史は約10年、ということになります。
写真は、手元に残っている、その第1回大会のKRSオフィシャル特集号と、週刊プロレスの増刊号です。
「PRIDE1」のメインは、400戦無敗で名高かったヒクソン・グレイシーと、UWFインターの看板を背負っていた人気プロレスラー高田延彦の初対戦です。
そもそも、PRIDEというイベント自体が、ほとんど高田延彦とヒクソン・グレイシーの試合を実現するためだけに立ち上げられたイベントだったようです。
思い出してみれば、「PRIDE1」のとき、果たして第2回大会は開催されるかも、専門誌を読んでも、危ぶみ、疑われていたものでした。
しかし、KRS(格闘技レボリューション・スピリッツ)という実行委員会は、第4回の「PRIDE4」までを開催し、その後、DSE(ドリームステージエンターテインメント)という名の会社が立ち上げられ、「PRIDE5」以降の大会を開催し、巷間の格闘技ブームにも乗じ、世界MMA界の頂点イベントに君臨するまでに至りました。
PRIDEは高額のファイトマネーをはたいて、有名選手を集めて、クォリティの高い大会を続けてきたが、日本の格闘技ブームにやや翳り見えて、フジテレビの契約打ち切り事件で、PRIDEの経営が苦しくなっていたようです。
DESによる開催は今年4月の「PRIDE34」で終了し、アメリカのUFCオーナーに経営権移るものの、UFCが経営母体となる「PRIDE FC WORLDWIDE」は実際大会を開催することなく、PRIDE所属選手のUFCへの移籍を斡旋しているとも報じられました。
先日、運営スタッフの全員解雇で、PRIDEを日本で行う意志がほとんどなくなったと考えられ、いわば、PRIDEの歴史はこれで終わった言えそうです。
MMAのトップ団体として、世界中のコアなファンから熱烈な支持を受けていた PRIDEは、4月8日の「PRIDE34」を最後に試合を行っていません。
どの時点を持って、PRIDEというブランドの終焉とするかは難しいですが、今月4日、PRIDE FC WORLDWIDE日本事務所の解散と運営スタッフの解雇が報じられ、興行開催の目処が完全に立たなくなったことで、一応の終止符が打たれたと考えてもよいでしょう。
最初の「PRIDE.1」は1997年10月に開催されたもので、PRIDEの歴史は約10年、ということになります。
写真は、手元に残っている、その第1回大会のKRSオフィシャル特集号と、週刊プロレスの増刊号です。
「PRIDE1」のメインは、400戦無敗で名高かったヒクソン・グレイシーと、UWFインターの看板を背負っていた人気プロレスラー高田延彦の初対戦です。
そもそも、PRIDEというイベント自体が、ほとんど高田延彦とヒクソン・グレイシーの試合を実現するためだけに立ち上げられたイベントだったようです。
思い出してみれば、「PRIDE1」のとき、果たして第2回大会は開催されるかも、専門誌を読んでも、危ぶみ、疑われていたものでした。
しかし、KRS(格闘技レボリューション・スピリッツ)という実行委員会は、第4回の「PRIDE4」までを開催し、その後、DSE(ドリームステージエンターテインメント)という名の会社が立ち上げられ、「PRIDE5」以降の大会を開催し、巷間の格闘技ブームにも乗じ、世界MMA界の頂点イベントに君臨するまでに至りました。
PRIDEは高額のファイトマネーをはたいて、有名選手を集めて、クォリティの高い大会を続けてきたが、日本の格闘技ブームにやや翳り見えて、フジテレビの契約打ち切り事件で、PRIDEの経営が苦しくなっていたようです。
DESによる開催は今年4月の「PRIDE34」で終了し、アメリカのUFCオーナーに経営権移るものの、UFCが経営母体となる「PRIDE FC WORLDWIDE」は実際大会を開催することなく、PRIDE所属選手のUFCへの移籍を斡旋しているとも報じられました。
先日、運営スタッフの全員解雇で、PRIDEを日本で行う意志がほとんどなくなったと考えられ、いわば、PRIDEの歴史はこれで終わった言えそうです。
【観戦記】K-1 WORLD MAX 2007~世界一決定トーナメント決勝戦~ ― 2007-10-04 00:53:51
職場の飲み会が長引き、結局途中からのテレビ観戦となりました。
テレビをつけたら、ちょうど魔裟斗とアルトゥール・キシェンコの準決勝が始まるところでした。
おっ、魔裟斗があのブアカーオに勝ったのか、と、いきなりのびっくりでした。
しかし驚くに当たらないぐらい、この日の魔裟斗の調子がよかったようです。強敵に臆せず積極的に打ち合うし、キシェンコをノックアウトしたフックなど、パンチはその切れも、スピードも最高レベルだったと思います。
ただ、やはりブアカーオに勝つのに無傷でいるのはさすが無理で、どうやら足にダメージを負っていたようです。そして不安が顕在化したのが、アンディ・サワーとの決勝戦です。
その決勝戦、魔裟斗は相変わらず凄い気合いで打ち合いに出たが、サワーのローキックを食らって、足のダメージが加算されると、ついに立ち上がれなくなり、TKOと宣告されました。
一方のアンディ・サワー、これでブアカーオに並ぶ2回目のグランプリ優勝です。
やはりMAXでは、総合力でこの2人が抜けていて、魔裟斗やクラウスなどの数人がそれに続く、という勢力構図でしょうか?
とにかく、アンディ・サワーは相変わらず素晴らしいコンビネーションです。ローにヒザ、左右フックとレバー打ちのボディ、時にはハイキックもまぜて、多彩な攻めを見せています。
準決勝のアンディ・サワー対アルバート・クラウスは、特にいい試合だったと思います。
サワーが凄いなのは無論のことですが、クラウスのパンチも多彩で、全盛期の力を取り戻した感があります。
それに、両者の気合いもすごく、3ラウンド戦って、ほとんど休まず、一歩も譲らなかったので、これぞ MAX、やっぱり技術的に、スピード的にすごいな、と思いました。
テレビをつけたら、ちょうど魔裟斗とアルトゥール・キシェンコの準決勝が始まるところでした。
おっ、魔裟斗があのブアカーオに勝ったのか、と、いきなりのびっくりでした。
しかし驚くに当たらないぐらい、この日の魔裟斗の調子がよかったようです。強敵に臆せず積極的に打ち合うし、キシェンコをノックアウトしたフックなど、パンチはその切れも、スピードも最高レベルだったと思います。
ただ、やはりブアカーオに勝つのに無傷でいるのはさすが無理で、どうやら足にダメージを負っていたようです。そして不安が顕在化したのが、アンディ・サワーとの決勝戦です。
その決勝戦、魔裟斗は相変わらず凄い気合いで打ち合いに出たが、サワーのローキックを食らって、足のダメージが加算されると、ついに立ち上がれなくなり、TKOと宣告されました。
一方のアンディ・サワー、これでブアカーオに並ぶ2回目のグランプリ優勝です。
やはりMAXでは、総合力でこの2人が抜けていて、魔裟斗やクラウスなどの数人がそれに続く、という勢力構図でしょうか?
とにかく、アンディ・サワーは相変わらず素晴らしいコンビネーションです。ローにヒザ、左右フックとレバー打ちのボディ、時にはハイキックもまぜて、多彩な攻めを見せています。
準決勝のアンディ・サワー対アルバート・クラウスは、特にいい試合だったと思います。
サワーが凄いなのは無論のことですが、クラウスのパンチも多彩で、全盛期の力を取り戻した感があります。
それに、両者の気合いもすごく、3ラウンド戦って、ほとんど休まず、一歩も譲らなかったので、これぞ MAX、やっぱり技術的に、スピード的にすごいな、と思いました。
【観戦記】HERO’S2007~ミドル級世界王者決定トーナメント決勝戦~ ― 2007-09-19 00:12:37
テレビ観戦ですが、TBSの格闘技番組としてはいいデキの部類、いわゆる煽り映像もその程度なら、許せる範囲でしょう。
肝心の試合内容も、おもしろい熱戦と、いまひとつの凡戦とが半々ぐらいですが、まあ、全体的に悪くはないと思います。
ただ1つ、レフェリーングはちょっと酷いです。
ジャッジの判定では大して問題ないですが、レフリーがあからさまに日本人選手に肩を入れているのが、目に余ります。
桜庭和志選手の完勝は、ほとんど当然なものでしょう。
柴田はMMAではまだ初級者レベルではないかと思われます。素材は恐らくいいものを持っているので、あとは強くなるためのいい環境に入れるかどうかですね。
KID山本対ビビアーノ・フェルナンデスの1戦はいい試合でした。
ビビアーノのスピードと寝技の強さは目を見張るものがあり、久々のKIDもコンディションは悪くなさそうで、打撃のバランスとグラウンドでも決めさせない強さはさすがです。
KID選手の判定勝ちとなりましたが、見た感じはほぼ互角な展開で、ジャッジはどっちに上げてもおかしくなかったと思います。
ミドル級トーナメントのほうは、J.Z.カルバンの連覇に終わりました。
驚いたのは、シャオリンに対する秒殺ですね。坊間では優勝候補の呼び声も高いシャオリンですが、カルバンは足を引けての強引な投げを決め、パウンドの連打でレフリーストップに至りました。
一瞬の攻防で勝負が決まった感じで、再戦したら違う結果になる可能性もあるかも知れませんが、やはり褒めるべきなのはカルバン、勝機を逃さない素晴らしい集中力なのでしょう。
アンドレ・ジダ対宇野薫の試合は、こちらも熱戦でしたが、ジダが猛攻しているとき、審判がドクターチェックで介入したタイミングは大いに疑問が残ります。あれは、宇野選手を休めさせるためだと言われても、ほとんど反論できないかと思います。
殴り屋のジダを退治したのは、残念ながら、期待された宇野選手ではなく、決勝戦でのカルバンでした。
打撃の間合いからタックルでテイクダウンを奪い、マウントから腕十字をきれいに極めてフィニッシュに持って行くあたり、コンプリートファイターとして、ジダよりはるかに引き出しが多いことを示しました。
J.Z.カルバンは、1回戦をパスしたのはマイナス点ですが、この日の試合内容から言えば、やはり文句なしのチャンピオンだと言えましょう。
肝心の試合内容も、おもしろい熱戦と、いまひとつの凡戦とが半々ぐらいですが、まあ、全体的に悪くはないと思います。
ただ1つ、レフェリーングはちょっと酷いです。
ジャッジの判定では大して問題ないですが、レフリーがあからさまに日本人選手に肩を入れているのが、目に余ります。
桜庭和志選手の完勝は、ほとんど当然なものでしょう。
柴田はMMAではまだ初級者レベルではないかと思われます。素材は恐らくいいものを持っているので、あとは強くなるためのいい環境に入れるかどうかですね。
KID山本対ビビアーノ・フェルナンデスの1戦はいい試合でした。
ビビアーノのスピードと寝技の強さは目を見張るものがあり、久々のKIDもコンディションは悪くなさそうで、打撃のバランスとグラウンドでも決めさせない強さはさすがです。
KID選手の判定勝ちとなりましたが、見た感じはほぼ互角な展開で、ジャッジはどっちに上げてもおかしくなかったと思います。
ミドル級トーナメントのほうは、J.Z.カルバンの連覇に終わりました。
驚いたのは、シャオリンに対する秒殺ですね。坊間では優勝候補の呼び声も高いシャオリンですが、カルバンは足を引けての強引な投げを決め、パウンドの連打でレフリーストップに至りました。
一瞬の攻防で勝負が決まった感じで、再戦したら違う結果になる可能性もあるかも知れませんが、やはり褒めるべきなのはカルバン、勝機を逃さない素晴らしい集中力なのでしょう。
アンドレ・ジダ対宇野薫の試合は、こちらも熱戦でしたが、ジダが猛攻しているとき、審判がドクターチェックで介入したタイミングは大いに疑問が残ります。あれは、宇野選手を休めさせるためだと言われても、ほとんど反論できないかと思います。
殴り屋のジダを退治したのは、残念ながら、期待された宇野選手ではなく、決勝戦でのカルバンでした。
打撃の間合いからタックルでテイクダウンを奪い、マウントから腕十字をきれいに極めてフィニッシュに持って行くあたり、コンプリートファイターとして、ジダよりはるかに引き出しが多いことを示しました。
J.Z.カルバンは、1回戦をパスしたのはマイナス点ですが、この日の試合内容から言えば、やはり文句なしのチャンピオンだと言えましょう。
【格闘技予想】 2007 UFC75 ― 2007-09-08 13:34:03
UFC75は、本日(9月8日)、ロンドンのO2アリーナで行われます。
O2アリーナ(http://www.theo2.co.uk/web/guest/whatson/arena)、このモダンな構築物は、元々Millennium Dome という名前でも知られ、ミレニアムの記念を兼ねて建設された大型ドーム施設です。2012年のロンドン・オリンピックでも、試合会場となる予定です。
PRIDEがほぼ崩壊し、名実とも世界最大かつ最高なMMA団体となったUFCは、O2アリーナで試合することになったことで、UFC38に次ぐロンドン上陸が、すでに半分成功したようなものかも知れません。
2002年7月のUFC38は、同じロンドンでも、ロイヤルアルバートホールという、歴史はあるものの、はるかにキャパが小さい会場での試合でした。ここ数年間、UFCの人気、ステータスがイギリスにおいても、大きく上がっていることが想像できます。
さて、メインイベントは、クイントン・ランページ・ジャクソンが、あのダン・ヘンダーソンを迎え撃つ、日本で、いやPRIDEで馴染みのある両選手の対戦です。
チャック・リデルに勝って、UFCライト・ヘビー級チャンピオンに登り詰めたジャクソンに対して、ヘンダーソンは初代PRIDEウェルター級王者(トーナメント優勝)にして、絶対王者だったヴァンダレイ・シウバを下して、第2代PRIDEミドル級チャンピオンです。
UFC73は「CHAMPION vs CHAMPION」というサブタイトルが付いていますが、もちろん主にはこのカードを指しているのでしょう。
どちらもかつてPRIDEを主戦場にしながらも、PRIDEでは実現しなかった、なんとも注目の初対決です。
但し、ほかにも注目のカードがたくさん組まれています。
例えば、MMA無敗同士のMichael BispingとMatt Hamill の一戦。
例えば、ミルコ・クロコップの再起戦。
UFC 2戦目のUFC70で、Gabriel Gonzagaに予想外の黒星を喫したミルコが、はたしてどういう復活劇を演じられるか、注目せずにはいられないでしょう。
それと、日本人選手ではDEEPのエースだった小谷直之が、Dennis Siverとの対戦で、UFC本大会に初参戦となります(前回UFC Fight Nightでチアゴ・タヴァレスに判定負けしていたが)。
当ブログは、競馬の予想があまり当たりませんが、格闘技なら違うかもと、はじめて勝敗予想を試みました:
○ Quinton Jackson vs Dan Henderson ×
× Matt Hamill vs Michael Bisping ○
○ Mirko Cro Cop vs Cheick Kongo ×
× Marcus Davis vs Paul Taylor ○
× Houston Alexander Vs. Alessio Sakara ○
× Gleison Tibau vs Terry Etim ○
× Tomasz Drwal vs Thiago Silva ○
× Naoyuki Kotani vs Dennis Siver ○
○ Anthony Torres vs Jess Liaudin ×
映像で見たことがない選手も多く、まったく自信のない当て勘ですので、あしからず。
O2アリーナ(http://www.theo2.co.uk/web/guest/whatson/arena)、このモダンな構築物は、元々Millennium Dome という名前でも知られ、ミレニアムの記念を兼ねて建設された大型ドーム施設です。2012年のロンドン・オリンピックでも、試合会場となる予定です。
PRIDEがほぼ崩壊し、名実とも世界最大かつ最高なMMA団体となったUFCは、O2アリーナで試合することになったことで、UFC38に次ぐロンドン上陸が、すでに半分成功したようなものかも知れません。
2002年7月のUFC38は、同じロンドンでも、ロイヤルアルバートホールという、歴史はあるものの、はるかにキャパが小さい会場での試合でした。ここ数年間、UFCの人気、ステータスがイギリスにおいても、大きく上がっていることが想像できます。
さて、メインイベントは、クイントン・ランページ・ジャクソンが、あのダン・ヘンダーソンを迎え撃つ、日本で、いやPRIDEで馴染みのある両選手の対戦です。
チャック・リデルに勝って、UFCライト・ヘビー級チャンピオンに登り詰めたジャクソンに対して、ヘンダーソンは初代PRIDEウェルター級王者(トーナメント優勝)にして、絶対王者だったヴァンダレイ・シウバを下して、第2代PRIDEミドル級チャンピオンです。
UFC73は「CHAMPION vs CHAMPION」というサブタイトルが付いていますが、もちろん主にはこのカードを指しているのでしょう。
どちらもかつてPRIDEを主戦場にしながらも、PRIDEでは実現しなかった、なんとも注目の初対決です。
但し、ほかにも注目のカードがたくさん組まれています。
例えば、MMA無敗同士のMichael BispingとMatt Hamill の一戦。
例えば、ミルコ・クロコップの再起戦。
UFC 2戦目のUFC70で、Gabriel Gonzagaに予想外の黒星を喫したミルコが、はたしてどういう復活劇を演じられるか、注目せずにはいられないでしょう。
それと、日本人選手ではDEEPのエースだった小谷直之が、Dennis Siverとの対戦で、UFC本大会に初参戦となります(前回UFC Fight Nightでチアゴ・タヴァレスに判定負けしていたが)。
当ブログは、競馬の予想があまり当たりませんが、格闘技なら違うかもと、はじめて勝敗予想を試みました:
○ Quinton Jackson vs Dan Henderson ×
× Matt Hamill vs Michael Bisping ○
○ Mirko Cro Cop vs Cheick Kongo ×
× Marcus Davis vs Paul Taylor ○
× Houston Alexander Vs. Alessio Sakara ○
× Gleison Tibau vs Terry Etim ○
× Tomasz Drwal vs Thiago Silva ○
× Naoyuki Kotani vs Dennis Siver ○
○ Anthony Torres vs Jess Liaudin ×
映像で見たことがない選手も多く、まったく自信のない当て勘ですので、あしからず。
【観戦記】2007 Kick Return (全日本キック) ― 2007-09-05 00:47:43
沸き上がった感情のまま、あえてすぐに文字とせず、10日の期間を置いてみました。
そして、改めて確信しました。
8月25日土曜日、後楽園ホールで目撃したあの1戦は、確かに歴史的な名勝負、大熱戦に違いないことを。
まず、先日の記事(http://tbbird.asablo.jp/blog/2007/08/25/1750331)は、1カ所間違いがありました。
知らなかったんですが、ワンロップ・ウィラサクレックは負傷のために、急遽同ジムのカノンスックが代打で、最終第9試合で大月選手と闘うことになっていました。
このカノンスック選手は映像も含めて初見ですが、負けん気の強いところが感じられ、ムエタイ選手らしいヒジ、ミドルと併せて、準備期間の不足はあるかも知れませんが、決して悪い選手ではありませんでした。
試合後に、大月選手が「俺の方がほんの少し運が良かっただけです。」と言っていたが、確かに双方消耗したなか、うまい具合に左フックをクリーンヒットして、一気に大勢を決しました。
しかし、相手の一瞬の隙を突けることと、その後チャンスを逃さずラッシュできたことは、やはりさすがに大月選手だと褒めるべきでしょう。減量はつらいかも知れませんが、トーナメントを辞退したりせず、優勝をめざしてほしいです。
トーナメントの目玉選手のひとり、村浜武洋は、この階級でも身長の低いことは変わりません。出入りの速いステップがやや影を潜め、パンチのクリーンヒットもあまりなかったが、一方で防御の技術と打たれ強いところは見せました。
相手の石川直生、前蹴りで自分の距離を作り、接近戦ではヒザでプレッシャーをかける作戦だったようです。全体的に、緊迫感はりましたが、そのまま双方決め手がなく、そのまま最終ラウンドまで流れたような感じです。
結局、石川選手が僅差の判定勝利を収めましたが、試合を見た感触としては、ほぼ互角だったと思います。
で、なんと言っても、この日で最も盛り上がった試合、というよりここ十数年間現場で見た試合のなかでも、最高と思えるぐらいの熱戦が、第8試合の前田尚紀 vs 梶原龍児戦でした。
JNネットワークなどで旋風を巻き起こす龍軍団(チーム・ドラゴン)、そのなかでも大将格の梶原選手が颯爽と登場したと思えば、相手の老舗・藤原ジムの前田選手はスポーツ刈りの、飾り気のない修行僧のような風貌でリングに上がってます。
まず、伸びのある右ストレートと、ややオープン気味で左右のフックを打ち分けるボクシングのうまい梶原選手が、やや先手を取ったように見えました。しかし前田選手も決して下がらず、パンチと右ローをひたすら返して、息つく暇もない熱戦に導きました。
第1ラウンドですでに大きな歓声を博した両選手でしたが、さらに万位の観客を興奮のるつぼに引き込んだのが第2ラウンドです。
梶原がカウンターのフックでダウンを先取すれば、前田もローでバランスをくずして追撃のパンチでダウンを奪い返しました。
パンチの撃ち合いになれば負けないのが、元ボクシング東洋太平洋ランカーの梶原選手で、右フックで2度目のダウンを奪い、再びペースを握り戻す。
ダメージありありで、あと1ダウンでKO負けになる前田選手は、しかしそこから驚異の粘りを発揮しました。なんと逃げるどころか、ふらふらになりながら、まったく休まずに真っ正面から打ち合い、逆に梶原を棒立ちさせたほどでした。
あまりの熱戦で、地鳴りと思わせる大歓声とストンピングが巻き起こし、場内がなんとも言えないすごい雰囲気になっていました。
一瞬の大反撃で場内が沸く試合なら、いままでも何回か見てきました。
それが、この試合の場合、そのあと第3ラウンド、第4ラウンドへと、歓声がまったく止むことなく、ずっと続いたのだから、すごいです。
両選手とも消耗しきっているはずなのに、テクニックと不屈の闘志がぶつかり、休むことを知らない死闘が延々と続いてました。
そして、最終第5ラウンド、ついにその決着がつきました。
精神力なのか、それともスタミナが無尽蔵なのか、5R目にも関わらず、ハイキックをヒットさせ、ローで動きを止め、フックと左ミドルを梶原のレバーにめり込ませる前田選手は、凄いの一言です。
ついに梶原選手の心が折れたのか、動きが止まり、スタンディングダウンを奪われました。前田は最後は追撃を休まず、戦意を失った梶原を見たレフェリーがついに、この死闘に終止符を打ち、もの凄い歓声が上がりました。
試合も感動は容易に収まらず、すごい拍手が湧きました。
BoutReviewの記述を引用すれば、
「試合が終わっても熱狂はおさまらず、涙を流す観客も少なく無かった。前田の師匠・藤原敏男会長も、松葉杖姿で前田と抱き合い、涙を流した。敗れた梶原はしばらく立ち上がることができず、担架が用意されたが、それを拒否しセコンドに肩をかつがれ退場。全ての観客が梶原にも暖かい拍手を送った。」
まったくその通りです。
すごいものを見せてもらった感動で、ことばが出ません。格闘技が、スポーツが、かくも素晴らしいものだと、再認識しました。
第4試合: ×岩切博史 vs 上松大輔 ×
第5試合: ○ 藤原あらし vs 寺戸伸近 ×
第6試合: ○ 山本真弘 vs 大宮司進 ×
第7試合: ○石川直生 vs 村浜武洋 ×
第8試合: ○前田尚紀 vs 梶原龍児 ×
第9試合: ○大月晴明 vs カノンスック・ウィラサクレック ×
そして、改めて確信しました。
8月25日土曜日、後楽園ホールで目撃したあの1戦は、確かに歴史的な名勝負、大熱戦に違いないことを。
まず、先日の記事(http://tbbird.asablo.jp/blog/2007/08/25/1750331)は、1カ所間違いがありました。
知らなかったんですが、ワンロップ・ウィラサクレックは負傷のために、急遽同ジムのカノンスックが代打で、最終第9試合で大月選手と闘うことになっていました。
このカノンスック選手は映像も含めて初見ですが、負けん気の強いところが感じられ、ムエタイ選手らしいヒジ、ミドルと併せて、準備期間の不足はあるかも知れませんが、決して悪い選手ではありませんでした。
試合後に、大月選手が「俺の方がほんの少し運が良かっただけです。」と言っていたが、確かに双方消耗したなか、うまい具合に左フックをクリーンヒットして、一気に大勢を決しました。
しかし、相手の一瞬の隙を突けることと、その後チャンスを逃さずラッシュできたことは、やはりさすがに大月選手だと褒めるべきでしょう。減量はつらいかも知れませんが、トーナメントを辞退したりせず、優勝をめざしてほしいです。
トーナメントの目玉選手のひとり、村浜武洋は、この階級でも身長の低いことは変わりません。出入りの速いステップがやや影を潜め、パンチのクリーンヒットもあまりなかったが、一方で防御の技術と打たれ強いところは見せました。
相手の石川直生、前蹴りで自分の距離を作り、接近戦ではヒザでプレッシャーをかける作戦だったようです。全体的に、緊迫感はりましたが、そのまま双方決め手がなく、そのまま最終ラウンドまで流れたような感じです。
結局、石川選手が僅差の判定勝利を収めましたが、試合を見た感触としては、ほぼ互角だったと思います。
で、なんと言っても、この日で最も盛り上がった試合、というよりここ十数年間現場で見た試合のなかでも、最高と思えるぐらいの熱戦が、第8試合の前田尚紀 vs 梶原龍児戦でした。
JNネットワークなどで旋風を巻き起こす龍軍団(チーム・ドラゴン)、そのなかでも大将格の梶原選手が颯爽と登場したと思えば、相手の老舗・藤原ジムの前田選手はスポーツ刈りの、飾り気のない修行僧のような風貌でリングに上がってます。
まず、伸びのある右ストレートと、ややオープン気味で左右のフックを打ち分けるボクシングのうまい梶原選手が、やや先手を取ったように見えました。しかし前田選手も決して下がらず、パンチと右ローをひたすら返して、息つく暇もない熱戦に導きました。
第1ラウンドですでに大きな歓声を博した両選手でしたが、さらに万位の観客を興奮のるつぼに引き込んだのが第2ラウンドです。
梶原がカウンターのフックでダウンを先取すれば、前田もローでバランスをくずして追撃のパンチでダウンを奪い返しました。
パンチの撃ち合いになれば負けないのが、元ボクシング東洋太平洋ランカーの梶原選手で、右フックで2度目のダウンを奪い、再びペースを握り戻す。
ダメージありありで、あと1ダウンでKO負けになる前田選手は、しかしそこから驚異の粘りを発揮しました。なんと逃げるどころか、ふらふらになりながら、まったく休まずに真っ正面から打ち合い、逆に梶原を棒立ちさせたほどでした。
あまりの熱戦で、地鳴りと思わせる大歓声とストンピングが巻き起こし、場内がなんとも言えないすごい雰囲気になっていました。
一瞬の大反撃で場内が沸く試合なら、いままでも何回か見てきました。
それが、この試合の場合、そのあと第3ラウンド、第4ラウンドへと、歓声がまったく止むことなく、ずっと続いたのだから、すごいです。
両選手とも消耗しきっているはずなのに、テクニックと不屈の闘志がぶつかり、休むことを知らない死闘が延々と続いてました。
そして、最終第5ラウンド、ついにその決着がつきました。
精神力なのか、それともスタミナが無尽蔵なのか、5R目にも関わらず、ハイキックをヒットさせ、ローで動きを止め、フックと左ミドルを梶原のレバーにめり込ませる前田選手は、凄いの一言です。
ついに梶原選手の心が折れたのか、動きが止まり、スタンディングダウンを奪われました。前田は最後は追撃を休まず、戦意を失った梶原を見たレフェリーがついに、この死闘に終止符を打ち、もの凄い歓声が上がりました。
試合も感動は容易に収まらず、すごい拍手が湧きました。
BoutReviewの記述を引用すれば、
「試合が終わっても熱狂はおさまらず、涙を流す観客も少なく無かった。前田の師匠・藤原敏男会長も、松葉杖姿で前田と抱き合い、涙を流した。敗れた梶原はしばらく立ち上がることができず、担架が用意されたが、それを拒否しセコンドに肩をかつがれ退場。全ての観客が梶原にも暖かい拍手を送った。」
まったくその通りです。
すごいものを見せてもらった感動で、ことばが出ません。格闘技が、スポーツが、かくも素晴らしいものだと、再認識しました。
第4試合: ×岩切博史 vs 上松大輔 ×
第5試合: ○ 藤原あらし vs 寺戸伸近 ×
第6試合: ○ 山本真弘 vs 大宮司進 ×
第7試合: ○石川直生 vs 村浜武洋 ×
第8試合: ○前田尚紀 vs 梶原龍児 ×
第9試合: ○大月晴明 vs カノンスック・ウィラサクレック ×
Kick Return ― 2007-08-25 02:09:04
明日、ではなく、今日(8/25)は、久々に東京に出ます。
神保町を回って、夜は後楽園ホールで全日本キックボクシングの「Kick Return」を観戦予定です。
去年の夏は新日本キックの「Titans」でしたので、今年は全日本キックにしてみました。
・第4試合: 岩切博史 vs 上松大輔
上松選手はいま文字通り昇竜の勢いにあるチーム・ドラゴンの選手です。岩切選手は未見ですが、全日本フェザー級4位なので、いい試合ができるんでしょう。
・第5試合: 藤原あらし vs 寺戸伸近
Kick Returnのトーナメントがあるので、贅沢にも第5試合がバンダム級のタイトル戦。チャンピオンの藤原選手はテレビ中継(CS)で何回か見たことがありますが、アグレシブないい選手です。
・第6試合: 山本真弘 vs 大宮司進
ここから最終までの4試合が、Kick Return 60キロ契約トーナメントの1回戦です。この階級は日本人の優れたファイターが多いし、1回戦の組み合わせがすべて、全日本キックの選手 vs 外敵なのも、おもしろいです。
山本選手は全日本フェザー級チャンピオン、魔裟斗のシルバーウルフ所属の大宮司選手と、どんな闘いになるのでしょうか?
・第7試合: 石川直生 vs 村浜武洋
活ける伝説・村浜選手がここにでるとは!大阪プロレスで闘っていますが、元はと言えば1997年K-1 JAPANフェザー級チャンピオンです。魔裟斗といい勝負をした実力が、60キロ級になったら、ますます脅威的になるのでしょうか?それとも駿馬も老いたのでしょうか?大注目です。
・第8試合: 前田尚紀 vs 梶原龍児
この試合の争点もわかりやすいです。山本真弘と同じく名門・藤原ジム(藤原敏男)所属の前田選手に対して、梶原選手は新興勢力チーム・ドラゴン所属。ボクシングのうまい梶原選手に、全日本フェザー級1位の前田選手がどう捌くかが見物です。
・第9試合: 大月晴明 vs ワンロップ・ウィラサクレック
野良犬・小林選手が引退して、僕的には大月選手が全日本キックの顔だと考えています。よりによって1回戦が日本人キラーのM-1バンダム王者ワンロップでうか?流血狙いのヒジはあまり好きじゃないですが、調子のいいときのワンロップ選手が桁違いに強いなのは、間違いないです。大月選手に頑張ってほしいと思います。
神保町を回って、夜は後楽園ホールで全日本キックボクシングの「Kick Return」を観戦予定です。
去年の夏は新日本キックの「Titans」でしたので、今年は全日本キックにしてみました。
・第4試合: 岩切博史 vs 上松大輔
上松選手はいま文字通り昇竜の勢いにあるチーム・ドラゴンの選手です。岩切選手は未見ですが、全日本フェザー級4位なので、いい試合ができるんでしょう。
・第5試合: 藤原あらし vs 寺戸伸近
Kick Returnのトーナメントがあるので、贅沢にも第5試合がバンダム級のタイトル戦。チャンピオンの藤原選手はテレビ中継(CS)で何回か見たことがありますが、アグレシブないい選手です。
・第6試合: 山本真弘 vs 大宮司進
ここから最終までの4試合が、Kick Return 60キロ契約トーナメントの1回戦です。この階級は日本人の優れたファイターが多いし、1回戦の組み合わせがすべて、全日本キックの選手 vs 外敵なのも、おもしろいです。
山本選手は全日本フェザー級チャンピオン、魔裟斗のシルバーウルフ所属の大宮司選手と、どんな闘いになるのでしょうか?
・第7試合: 石川直生 vs 村浜武洋
活ける伝説・村浜選手がここにでるとは!大阪プロレスで闘っていますが、元はと言えば1997年K-1 JAPANフェザー級チャンピオンです。魔裟斗といい勝負をした実力が、60キロ級になったら、ますます脅威的になるのでしょうか?それとも駿馬も老いたのでしょうか?大注目です。
・第8試合: 前田尚紀 vs 梶原龍児
この試合の争点もわかりやすいです。山本真弘と同じく名門・藤原ジム(藤原敏男)所属の前田選手に対して、梶原選手は新興勢力チーム・ドラゴン所属。ボクシングのうまい梶原選手に、全日本フェザー級1位の前田選手がどう捌くかが見物です。
・第9試合: 大月晴明 vs ワンロップ・ウィラサクレック
野良犬・小林選手が引退して、僕的には大月選手が全日本キックの顔だと考えています。よりによって1回戦が日本人キラーのM-1バンダム王者ワンロップでうか?流血狙いのヒジはあまり好きじゃないですが、調子のいいときのワンロップ選手が桁違いに強いなのは、間違いないです。大月選手に頑張ってほしいと思います。
【格闘技ニュース】カール・ゴッチさん死去 ― 2007-07-30 00:16:10
プロレスの神様、A・猪木の師匠のひとり、UWFの顧問、ゴッチイズムを伝えるストロングプロレスの影の象徴である、カール・ゴッチさんが世を去ったそうです。
プロレスラーとして最後の試合となったのが、1982年1月後楽園ホールにおいて木戸修と対戦したエキシビション・マッチですが、この試合のビデオはたまたま我が家に長く残っていて、何回も見ました。
高齢には関わらず、正確で力強い動きと、きれいなジャーマン・スープレックス、素晴らしかったんです。
ゴッチの名は、かのフランク・ゴッチに倣って付けたそうですが、わずかに残っている古き良き時代のプロレスの魂が、これでまだ1つの巨星が消えたこととなります。
プロレスラーとして最後の試合となったのが、1982年1月後楽園ホールにおいて木戸修と対戦したエキシビション・マッチですが、この試合のビデオはたまたま我が家に長く残っていて、何回も見ました。
高齢には関わらず、正確で力強い動きと、きれいなジャーマン・スープレックス、素晴らしかったんです。
ゴッチの名は、かのフランク・ゴッチに倣って付けたそうですが、わずかに残っている古き良き時代のプロレスの魂が、これでまだ1つの巨星が消えたこととなります。
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