【観戦記】DREAM.1~ライト級グランプリ2008開幕戦2008-03-17 06:53:55

 すっかり遅くなりましたが、3月15日のDREAM1の感想です。

 と言ってもテレビで見ただけなので、ダイジェスト版で放送されている試合については、いまだ詳細未見で、欲求不満が募るばかりです。
 煽り映像はいいから試合の映像を増やして欲しいですが、いろいろ事情もありそうで、そう簡単にはいかないかも知れません。


 それはそうと、今回はなんと言ってもメインの青木真也 - J.Z.カルバン戦が、一酸化炭素中毒が起きるぐらいの、超のつく不完全燃焼に終わってしまいました。
 大みそかに流れた幻の一戦が、またも偶発性の事故によるノーコンテストとなり、ちらされすぎても、興味が薄れてしまうことに、気付いてしまいました。


 ライト級トーナメント戦のなか、目立ったのはヨアキム・ハンセン、ルイス・ブスカペ、エディ・アルバレスの3人。
 すべて外国勢です。
 相変わらずのオールラウンダーぷりを披露したヨアキム・ハンセンもさすがですが、この日のMVPはエディ・アルバレスではないでしょうか?
 勇気、スタミナ、そして激しさのなかでも冷静さを忘れない精神力、これは隠さ優勝候補、なのかも知れません。

 トーナメント戦以外では、桜井“マッハ”速人と、ミルコ・クロコップですね。
 ただ、相手の門馬選手と水野選手には悪いですが、ちょっと格が違ったようです。今度はもっと強い相手との試合を見たいものです。

夢の再発進~Dream開幕2008-03-13 07:56:42

 旧PRIDEの一部のスタッフとタッグを組み、今週土曜日(3/15)、ライト級グランプリをメインに、HerosあらためDreamなる格闘技イベントが開催されます。

 「戦極」の煽りビデオで、まだ夢(Dream)を見ているか、と挑発されるまでもなく、吉田秀彦、五味隆典、三崎和雄、ジュッシュ・バーネットらが出場して一応の盛り上がりを見せた先日の「戦極」を、どうして意識します。
 地上波(TBS)がついているのは大きいですが、日本MMA界のメジャーリーグとしてのステータスを確立できるか、やはりこの第1回大会の内容は、重要なのでしょう。


 そのDreamのライト級グランプリ一回戦、好カードが並ぶなかでも、特に注目されるのは、やはりHerosの王者JZ・カルバンと、PRIDE最後の超新星・青木真也の一戦でしょう。
 Bookmaker.comの賭け率では、カルバンわずか有利と出ていますが、関節技のファンタジスト青木には頑張って、魅せて欲しいと思います。

 以下Bookmaker.comの現時点のオッズを転載します(マイナス側が人気です)。

SHINYA AOKI (青木真也)= +130
JZ CALVANCANTI (JZ カルバン)= -160

KULTAR GILL(ブラック・マンバ)= +500
TATSUYA KAWAJIRI(川尻達也)= -700

KAZUYUKI MIYATA(宮田和幸)= +180
LUIS BUSCAPE(ルイス・ブスカペ)= -220

KOUTETSU BOKU (朴光哲)= +180
JOACHIM HANSEN(ヨアキム・ハンセン)= -220

BU KYUNG JUNG(チョン・ブギョン)= +500
MITSUHIRO ISHIDA(石田光洋)= -700

KATSUHIKO NAGATA(永田克彦)= +170
ARTUR UMAKHANOV(アルトゥール・ウマハノフ)= -210

EDDIE ALVAREZ(エディー・アルバレス)= +115
ANDRE DIDA(アンドレ・ジダ)= -145

ノゲイラ兄勝利2008-02-04 23:30:43

 まだ映像を見ていないですが、UFC81でアントニオ・ホドリコ・ノゲイラ(Antonio Rodrigo Nogueira)が、ティム・シルビア(Tim Sylvia)に一本勝ちしたようです。

 前チャンピオンのランディ・クートゥアがUFCを離れているので、この試合を勝ったノゲイラは、UFCヘビー級の新チャンピオンに認定されました。
 PRIDEとUFCの両方でチャンピオンベルトを巻いたのは、ノゲイラ兄は初めてだと思います。


 Sherdogに「Nogueira's 10 Best Nights」と題する文章が出ています( http://www.sherdog.com/news/articles.asp?n_id=11146&my_page=1)が、UFC81のティム・シルビア戦が3位に選ばれました。

 1位のミルコ・クロコップ戦、2位のボブ・サップ戦、そして今回の試合もそうらしいですが、いずれも前半は劣勢になりながら、得意の関節技から逆転勝利しています。
 柔術マジシャンの面目躍如とともに、決してあきらめない精神力も、さすがだと言えましょう。

全日本キック2007年MVP2007-12-29 03:44:52

 全日本キックボクシング連盟の2007年MVPが発表され、藤原あらし選手が選ばれました。

 60キロトーナメントを制した山本真弘と、70キロトーナメントを優勝した山本優弥もいますけど、内容的に、あらし選手の選出は、たぶん妥当な結果だと思います。(ずっと見ているわけではないので、たぶん ^^;)

 殊勲賞の山本優弥は、2月のK-1 MAX日本代表決定トーナメントへの出場決まり、こちらも楽しみです。

 ベストバウトは、やはり「Kick Return」での 前田尚紀-梶原龍児戦(http://tbbird.asablo.jp/blog/2007/09/05/1772003)が選ばれました。
 本当にまだとない名勝負だったので、これもたぶん、文句のない結果なのでしょう。

送り吊り落とし2007-12-22 17:22:06

 わはは、これおもしろいです。


「やれんのか!大晦日」の対戦カードについて2007-12-15 00:49:15

 「やれんのか!大晦日」(http://tbbird.asablo.jp/blog/2007/11/22/2452750)の対戦カードが、少しずつ出揃ってきました。

 あと2週間しかないので、カードが発表されるのは当然でしょうが、選手のオファーに苦労している噂が流れていたので、この時点で6試合も公式サイドで公開できたのは、とりあえずよかったと思います。

 エメリヤーエンコ・ヒョードル vs チェ・ホンマン
 三崎和雄 vs 秋山成勲
 川尻達也 vs ルイス・アゼレード
 石田光洋 vs ギルバート・メレンデス
 青木真也 vs J.Z.カルバン
 桜井"マッハ"速人 vs 長谷川秀彦


 注目のヒョードルの相手は、韓国の巨人・ホンマン選手に決定しました。
 前からネット上で情報が出ていて、旧PRIDEファンの間ではかなり不評で、これだけはやめてくれ、という意見をたくさん見ました。
 しかし、ジョシュ・バーネットへのオファーが失敗した時点、UFCに専属契約していないヘビー級のビッグネームは、かなり限られてきました。新鮮味と大晦日に相応しい話題性で考えれば、このカードができたのはよく頑張った方だと思います。
 もちろんヒョードルに勝つ確率は低いと思いますが、それでも一発があるかも知れない、と考えられる数少ない選手のひとりに、チェ・ホンマンはいるんだと思います。新しい面が出れば、楽しみはある、そのように考えたい所です。
 確かにみんなが言うように、凡戦になる可能性は決して低くはないと思いますが。

 発表されたほかのカードは、すべてヘビー級以外の試合ですが、内容なら、どれも文句なしに好ファイトが期待できる組み合わせだと思います。

【ゲーム】K-1 WORLD GP 絶対王者育成計画2007-12-10 23:25:02

 土曜日は、横浜で「K-1 WORLD GP 2007ファイナル」が行われました。
 あろうことが、日曜日だと勘違いして、フジテレビ721の放送も見逃してしまいました。

 その代わり、ではないですが、ニンテンドーDS用のソフト「K-1 WORLD GP 絶対王者育成計画」を入手して、遊んでみました。

 DSというハードの制限がある割に、選手の特徴など、うまく再現できているような気がします。
 ルスラン・カラエフの飛び上がってのパンチやストマックを狙った後ろ回り蹴り、チェ・ホンマンの鉄槌みたいな落ち下ろし風のパンチ、選手の動きは、その特徴をよく捉えられているように思います。

 選手の育成モードもあり、まだやっていないです(果たして、やる時間があるのかは?)が、育てた選手でK-1ファイターに挑戦するのは、意外とおもしろいかも知れません。

やれんのか!大晦日2007-11-22 22:40:22

 びっくりしました。
 あの熱狂的な空間が今年の大晦日に帰ってきます。

 UFCに身売りして、すっかり解体してしまったPRIDEですが、そのスタッフたちが再び集結して、一夜限りの復活を果たすそうです。


 PRIDEの強さの象徴であるエメリヤーエンコ・ヒョードル、最末期に現れた希望の星・青木真也、柔術の伊達男・ヒカルド・アローナ、ヨアギム・ハンセンに三崎に桜井に石田...
 選手だけでなく高田本部長、宣伝部長、リングアナ。すべての去年の今頃のままでした。

 こちら公式ホームページ(↓)
<http://www.yarennoka.com/>

 見ればと分かりますが、「PRIDE」や「男祭り」の文字は一切使っていなく、UFCとの契約には慎重に対処しています。
 ということで、あの心を沸き立たせるテーマソングもたぶん使えないでしょう。

 そんなのは、この際、まあよいでしょう。
 UFCの放送も見れない、一気にMMA二流国に陥った日本では、最近になく、非常にうれしいニュースでした。


 台湾の友人のブログにも大きく載っています。(↓)
<http://graciehunter.netfirms.com/?p=33>