太極拳 VS 白鶴拳2007-11-08 23:36:57

 宣和堂さんのブログ(http://sengna.com/)で、酒見賢一氏「中国雑話 中国的思想」の紹介があり(http://sengna.com/log/eid1112.html)、1954年マカオで行われていた「呉陳比武」の話も引用されました。


 呉派太極拳総帥の呉公儀が、白鶴拳でボクシングの心得もある?若い陳克夫の挑戦を受け、リングで公開他流試合をした話は、前に台湾の某格闘技系掲示板で聞き、映像も見ました。

 全然知らなかったのですが、この試合をきっかけに「大公報」の記者であった陳文統と査良鏞が武侠小説を書き始め、梁羽生と金庸を名乗るようになったそうです。
 だとすれば、武侠小説の歴史から見ても、重要な意味を持つ試合であったわけです。


 こちらが僕が見ていた映像です(↓)。どうやらYouTubeにも上がっているようです。
 < http://www.sheenpeak.com/NgvsChan.WMV >


 あとは、この映像を見て、武侠小説や太極拳や白鶴拳のイメージが沸くかどうか、ですけどね。

コメント

_ 花うさぎ ― 2007-11-09 09:13:08

下のYouTubeのほうの画像を見てみました。
YouTubeのコメントにあるように、ただの殴り合いのように見えてしまいました。

>この映像を見て、武侠小説や太極拳や白鶴拳のイメージが沸くかどうか、

うーん。どうなのかなあ。


http://jp.youtube.com/watch?v=HCZM1y8wQFs

_ T.Fujimoto ― 2007-11-10 00:17:26

花うさぎさん、こんばんは。

確かに殴り合いですね。
まだ素手でやっていた初期のUFCなどに、こういう展開の試合もあったような気がします。

太極拳の宗師なら、もっとゆっくりした動きも見せてほしい、と言いたいが、そうもいかないものでしょうね。

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