【レース予想】2007エリザベス女王杯2007-11-11 00:30:52

 百花繚乱とはこういうことを指すのでしょうね。

 14頭立てで、フルゲートには満たないですが、クラシックなどを戦った3歳牝馬と、それこそ歴戦の女傑古馬、それぞれ精鋭が集まった感があります。

 3歳牝馬のレベルが高いという評判が巷で立ち、前売りでも3歳の二強が、人気面で古馬をリードしています。
 牡馬に対して、3歳牝馬が優勢に戦ってきたのは確かですが、牝馬の先輩にも勝てるかと言えば、その保証はどこにもないわけです。

 このレース、古馬に解放してから、2年続けて好走するパターンが多いです。そういう意味でも、ここ2年の勝ち馬、スイープトウショウ、フサイチパンドラが出てきているのは、3歳のウオッカとダイワスカーレットにとっては容易ならぬ相手だと思います。
 特にフサイチパンドラは、前走で惨敗したせいか人気落ちしていますが、その前の札幌記念では天皇賞・秋で好走したアグネスアークを下しています。ダート戦を度外視すれば、評価を割り引く必要はないかも知れません。
 スイープトウショウのほうは、調教で見せた気性難はあいかわずだと言えましょうが、年齢的な衰えも、もしかして出てきたかも知れません。

 3歳の2強では、秋華賞を勝ったダイワスカーレットのほうではなく、相変わらずウオッカのほうが人気面でリードしています。
 本来このパターン、オッズの妙味を追求したい性分ですが、どうも今回こそ、ウオッカが逆転しそうな気が、僕もしてきます。
 距離延長分もありますし、アサヒライジングなど捌くべき強力な先行馬が現れてきたのも、ダイワスカーレットにとっては一応マイナスでしょう。


 無理に穴を狙わず、ウオッカからの馬連4点に、135倍はちょっと美味しいと思う ○-▲を加えておきます。

◎ ウオッカ
○ フサイチパンドラ
▲ アドマイヤキッス
△ ダイワスカーレット
△ アサヒライジング