炎の馬と「吉量」 ― 2007-10-25 01:07:30
黄金の馬と言えば、「人・他界・馬」は、
スロヴァキアの昔話に出ている「太陽の馬」を挙げています。
さらに、詳細内容は載っていませんが、オーストラリアのチロルに馬を火と結びつける話があるのも、言及しています。
古代インド・イランの神話世界でも、「王、火、黄金の三者は不可分だと考えられた」だそうです。
中国に移れば、かの奇書「山海經」に、吉量という馬に関する記述があります。
「有文馬 縞身朱鬣 目若黄金 名曰吉量 乘之壽千歳」
三国志に出ている名馬・赤莵は、この吉量の子孫だとしている小説を、ネットで見つけました。
面白い設定?ですが、「吉量は虎の様な銀の縦縞のある栗毛の馬」だと解釈している箇所は、どうでしょうかね?
縦縞うんぬんは、原文の「縞身」から来たものと思われ、山海經を注釈していた郭璞は、この部分を「縞のように白い」と説明しています。
日本では「縞」という字をストライプの意味に用いていますが、本来は白い絹の意味だそうです。
まあ、「吉量」とは全体に白く、たてがみが赤く、目が黄金のような馬であるようです。
なかなか素晴らしい色合いではありませんか?
ちなみに、この文から来るイメージだと、僕はゲームのなかに登場するポケモンの「ポニータ」を連想します (笑)
これ(↓)がポニータです。

レベル40になると、ギャロップ(↓)に進化します。

ポニータも、ギャロップも、「炎タイプ」に分類されるポケモンです。
さらに、詳細内容は載っていませんが、オーストラリアのチロルに馬を火と結びつける話があるのも、言及しています。
古代インド・イランの神話世界でも、「王、火、黄金の三者は不可分だと考えられた」だそうです。
中国に移れば、かの奇書「山海經」に、吉量という馬に関する記述があります。
「有文馬 縞身朱鬣 目若黄金 名曰吉量 乘之壽千歳」
三国志に出ている名馬・赤莵は、この吉量の子孫だとしている小説を、ネットで見つけました。
面白い設定?ですが、「吉量は虎の様な銀の縦縞のある栗毛の馬」だと解釈している箇所は、どうでしょうかね?
縦縞うんぬんは、原文の「縞身」から来たものと思われ、山海經を注釈していた郭璞は、この部分を「縞のように白い」と説明しています。
日本では「縞」という字をストライプの意味に用いていますが、本来は白い絹の意味だそうです。
まあ、「吉量」とは全体に白く、たてがみが赤く、目が黄金のような馬であるようです。
なかなか素晴らしい色合いではありませんか?
ちなみに、この文から来るイメージだと、僕はゲームのなかに登場するポケモンの「ポニータ」を連想します (笑)
これ(↓)がポニータです。

レベル40になると、ギャロップ(↓)に進化します。

ポニータも、ギャロップも、「炎タイプ」に分類されるポケモンです。
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