辻まことの言葉2011-03-23 22:35:37

 「きびしい生活条件というのは、人に活気をあたえ、無駄をはぶくものだ。不自由な自分が自由に闘うのはいい気持ち。」

 これは月刊「岳人」1971年2月号の「表紙の言葉」から抜き取った文です。書いたのは、僕が敬愛してやまない辻まことさん(http://tbbird.asablo.jp/blog/2007/06/07/1563252)です。

 制約を受ける不自由な環境のなか、人は逆に清冽な心に磨きをかけ、無駄をはぶいて奮闘できる、と信じたいです。

コメント

_ sharon ― 2011-03-25 12:19:32

逆境出英雄。

_ T.Fujimoto ― 2011-03-27 00:57:03

sharonさん、仰るとおりです。
疾風知勁草でもあります。

_ why ― 2011-03-27 09:23:32

なるほど、板蕩識誠臣もありますね。

_ T.Fujimoto ― 2011-03-27 23:00:44

whyさん、仰るとおりです。
路遙知馬力というのもありますね。

_ why ― 2011-03-27 23:08:56

アハ、あるある、ありましたね。「日久見人心」もありましたね。

_ sharon ― 2011-03-29 17:18:38

野火烧不尽,春风吹又生

_ T.Fujimoto ― 2011-03-30 00:32:51

whyさん、日久見人心、確か。
家貧出孝子、とも言われますね。

_ T.Fujimoto ― 2011-03-30 00:46:34

sharonさん、なるほど、野火焼不尽、春風吹又生。
青山依旧在、幾度夕陽紅でもあります。ちょっと違いますか...

_ why ― 2011-04-01 07:34:22

こうして考えると、ほんとうに色々ありますね。国乱顕忠臣、これで最初の逆境出英雄や疾風知勁草とつなげて、ループが完結しますね。

>野火焼不尽、春風吹又生。青山依旧在、幾度夕陽紅
アハ、趣向が若干変わりましたが、きれいにまとまっていますね。

_ T.Fujimoto ― 2011-04-01 23:53:23

whyさん、無限ループになってしまいますぞ。

阪神大震災のとき、テレ朝のニュースステーションで久米宏さんが、被災地の逆境を生き抜く少年少女たちから、将来の日本を背負い立つ人がたくさん出てくるような気がしてならない、のようなことを言っていたのを思い出しました。
今回の大震災を経験した子供たちも、不自由な環境のなかで心を自由に闘い、力強く成長してほしいと思います。

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