十大小説 ― 2008-08-17 23:19:15
小説を読むなら、押さえておくべき作品はなんでしょうか?
1939年、ウィリアム・サマセット・モームが「Tellers of Tales」の解題で、「これを読まなければ現代人として遅れている」、という10の小説のリストを挙げました。
・ドン・キホーテ(Don Quixote de la Mancha) / ミゲル・デ・セルバンテス・サアベド
・ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(Wilhelm Meisters Lehrjahre) / ハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
・高慢と偏見(Pride and Prejudice) / ジェーン・オースティン
・赤と黒(Le Rouge et le Noir) / スタンダール
・ゴリオ爺さん(Le Père Goriot) / オノレ・ド・バルザック
・ボヴァリ-夫人(Madame Bovary) / ギュスターヴ・フローベール
・戦争と平和(War and Peace) / レフ・トルストイ
・デイヴィッド・コパフィールド(David Copperfield) / チャールズ・ディケンズ
・カラマゾフの兄弟(Братья Карамазовы) / フョードル・ドストエフスキー
・失われた時を求めて(In Search of Lost Time) / マルセル・プルースト
1954年、同じモームが著書「世界の十大小説」(Ten Novels And Their Authors)のなかで、十大小説として挙げたのは以下の作品で、15年間に3冊が入れ替わったことになります。
・トム・ジョウンズ(The History of Tom Jones, a Foundling) / ヘンリー・フィールディング
・高慢と偏見(Pride and Prejudice) / ジェーン・オースティン
・赤と黒(Le Rouge et le Noir) / スタンダール
・ゴリオ爺さん(Le Père Goriot) / オノレ・ド・バルザック
・デイヴィッド・コパフィールド(David Copperfield) / チャールズ・ディケンズ
・ボヴァリ-夫人(Madame Bovary) / ギュスターヴ・フローベール
・白鯨(Moby Dick) / ハーマン・メルヴィル
・嵐が丘(Wuthering Heights) / エミリー・ジェーン・ブロンテ
・カラマゾフの兄弟(Братья Карамазовы) / フョードル・ドストエフスキー
・戦争と平和(War and Peace) / レフ・トルストイ
日本では、 1988年、文芸評論家の篠田一士による20世紀の世界十大小説選があります。
・失われた時を求めて(In Search of Lost Time) / マルセル・プルースト
・伝奇集(Ficciones) / ホルヘ・ルイス・ボルヘス
・城(Das Schloß) / フランツ・カフカ
・子夜 / 芽盾
・USA / ジョン・ドス・パソス
・アブサロム、アブサロム!(Absalom, Absalom!) / ウィリアム・カスバート・フォークナー
・百年の孤独(Cien años de soledad) / ガブリエル・ガルシア=マルケス
・ユリシーズ(Ulysses() / ジェイムズ・ジョイス
・特性のない男(Der Mann ohne Eigenschaften) / ローベーアト・ムジール
・夜明け前 / 島崎藤村
モームに倣って、だと思いますが、どうもブログで私家版十大小説を選ぶのが近年流行っているようです。適当にサーチしても、いろいろ出てきておもしろいです。
以下はほんの一部です(書式を合わせてみました)。
林矢子さん(http://d.hatena.ne.jp/naoco/20071112/p2)
・レベッカ(Rebecca) / ダフネ・デュ・モーリア
・ジェーン・エア(Jane Eyre) / シャーロット・ブロンテ
・ジャン・クリストフ(Jean-Christophe) / ロマン・ロラン
・異邦人(L'Étranger) / アルベール・カミュ
・オーランドー(Orlando) / ヴァージニア・ウルフ
・失われた時を求めて(In Search of Lost Time) / マルセル・プルースト
・モデラート・カンタービレ(Moderato Cantabile) / マルグリット・デュラス
・シェリ(Chéri) / コレット
・最後の物たちの国で(In The Country of Last Things) / ポール・オースター
・春にして君を離れ(Absent in the Spring) / アガサ・クリスティ
lovelovedogさん(http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20071024/juudai)
・ガラス玉演戯(Das Glasperlenspiel) / ヘルマン・ヘッセ
・悪霊(Бесы) / フョードル・ドストエフスキー
・トリストラム・シャンディ(The Life and Opinions of Tristram Shandy, Gentleman) / ローレンス・スターン
・夜のみだらな鳥(El obsceno pájaro de la noche) / ホセ・ドノソ
・城(Das Schloß) / フランツ・カフカ
・シャボン玉ピストル大騒動(The Boy who Invented the Bubble Gun) / ポール・ギャリコ
・殺し屋ダラカン(Darakan) / クロード・クロッツ
・フランス軍中尉の女(The French Lieutenant's Woman) / ジョン・ファウルズ
・スローターハウス5(Slaughter House Five) / カート・ヴォネガット
・セバスチャン・ナイトの真実の生涯(The Real Life of Sebastian Knight) / Vladimir Nabokov(ウラジーミル・ナボコフ)
mgkillerさん(http://mgkiller.txt-nifty.com/mgkiller/2007/10/post_a00c.html)
・十五少年漂流記(Deux Ans de Vacances) / ジュール・ヴェルヌ
・ゲド戦記(Earthsea Trilogy) / アーシュラ・クローバー・ル=グウィン
・ローズマリーの赤ちゃん(Rosemary's Baby) / アイラ・レヴィン
・呪われた町('Salem's Lot) / スティーヴン・エドウィン・キング
・ゴーメンガースト三部作(Titus Groan, Gormenghast,Titus Alone) / マーヴィン・ピーク
・死の泉 / 皆川博子
・妖星伝 / 半村良
・怪人二十面相シリーズ / 江戸川乱歩
・死体蘇生者ハーバート・ウェスト(Herbert West-Reanimator) / H.P.ラヴクラフト
・なんて素敵にジャパネスク / 氷室冴子
ryotoさん(http://d.hatena.ne.jp/ryoto/20050510#p5)
・ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(Wilhelm Meisters Lehrjahre) / ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
・レ・ミゼラブル(Les Misérables) / ヴィクトル・ユゴー
・デイヴィッド・コパフィールド(David Copperfield) /チャールズ・ディケンズ
・カラマゾフの兄弟(Братья Карамазовы) / フョードル・ドストエフスキー
・戦争と平和(War and Peace) / レフ・トルストイ
・ユリシーズ(Ulysses) / ジェイムズ・ジョイス
・魔の山(Der Zauberberg) / パウル・トーマス・マン
・灯台へ(To the Lighthouse) / ヴァージニア・ウルフ
・響きと怒り(The Sound and the Fury) / ウィリアム・カスバート・フォークナー
・真夜中の子供たち(Midnight's Children) / サルマン・ラシュディ
mkさん(http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20071020/p3)
・重力の虹(Gravity's Rainbow) / トマス・ピンチョン
・百年の孤独(Cien Años de Soledad) / ガブリエル・ガルシア=マルケス
・夜の果てへの旅(Voyage au bout de la nuit) / ルイ=フェルディナン・セリーヌ
・悪霊(Бесы) / フョードル・ドストエフスキー
・Xのアーチ(Arc d'X) / スティーヴ・エリクソン
・敗れざる者(The Undef) / アーネスト・ヘミングウェイ
・行人 / 夏目漱石
・富士 / 武田泰淳
・ゴッケル物語(Gockel, Hinkel und Gackeleia) / クレメンス・ブレンター
・ヤマザキ、天皇を撃て! / 奥崎謙三
藤本拓自さん(http://d.hatena.ne.jp/chaturanga/20071021/p1)
・ドン・キホーテ(Don Quixote de la Mancha) / ミゲル・デ・セルバンテス・サアベド
・ガリバー旅行記(Gulliver's Travels) / ジョナサン・スウィフト
・モルグ街の殺人(The Murders in the Rue Morg) / エドガー・アラン・ポー
・不思議の国のアリス(Alice in Wonderland) / ルイス・キャロル
・ロリータ(Lolita) / ウラジーミル・ナボコフ
・華麗なるギャツビー(The Great Gatsby) / F.スコット・フィッツジェラルド
・モデラート・カンタービレ(Moderato Cantabile) / マルグリット・デュラス
・無関心な人びと(Gli indifferenti) / アルベルト・モラヴィア
・ソラリスの陽のもとに(Solaris() / スタニスワフ・レム
・万延元年のフットボール / 大江健三郎
いや、日本語のブログだけではなく、英語のブログにもやっぱり、適当に捜しただけで、いろいろ出てきました。
こちらもいくつか写してみました(ここも、書式を書き換えています)。
Kate Atkinsonさん(http://www.geocities.com/kateatkinson14/top10.htm)
・華麗なるギャツビー(The Great Gatsby) / F.スコット・フィッツジェラルド)
・スローターハウス5(Slaughter House Five) / カート・ヴォネガット
・高慢と偏見(Pride and Prejudice) / ジェーン・オースティン
・Just William / リッチモール・クロンプトン
・What Maisie Knew / ヘンリー・ジェイムズ
・Pricksongs and Descants / ロバート・クーヴァー
・不思議の国のアリス(Alice in Wonderland) / ルイス・キャロル
・ロリータ(Lolita) / ウラジーミル・ナボコフ
・ミドルマーチ(Middlemarch) / ジョージ・エリオット
・ハックルベリー・フィンの冒険(Adventures of Huckleberry Finn) / マーク・トウェイン
Jeffさん(http://blogdayafternoon.com/articles/04/12/02/2221910/)
・西部戦線異状なし(All Quiet On The Western Front) / エーリッヒ・マリア・レマルク
・エルマー・ガントリー(Elmer Gantry) / シンクレア・ルイス
・武器よさらば(A Farewell To Arms) / ヘミングウェイ
・大地(The Good Earth) / パール・バック
・走れウサギ(Rabbit Run) / ジョン・アップダイク
・人間の絆(Of Human Bondage) / W.サマセット・モーム
・ブリキの太鼓(Die Blechtrommel) / ギュンター・グラス
・侍女の物語(The Handmaid's Tale) /マーガレット・アトウッド
・華麗なるギャツビー(The Great Gatsby) / F.スコット・フィッツジェラルド
・スローターハウス5(Slaughter House Five) / カート・ヴォネガット
David H. Schleicherさん(http://davethenovelist.wordpress.com/2007/10/27/the-greatest-novels-of-all-time/)
・八月の光(Light in August) / ウィリアム・フォークナー
・権力と栄光(The Power and the Glory) / グレアム・グリーン
・ドラキュラ(Dracula) / ブラム・ストーカー
・Suite Francaise / イレーヌ・ネミロフスキー
・ジャズ(Jazz) / トニ・モリスン
・アラバマ物語(To Kill a Mockingbird) / ハーパー・リー
・拳銃売ります(A Gun for Sale) /グレアム・グリーン
・ダンテの遺稿(In the Hand of Dante) / ニック・トーシュ
・An Accidental Man / アイリス・マードック
・The Prince of Whales / R.L.フィッシャー
crownwさん(http://www.buyselloldbooks.com/club/1/234/10-All-Time-Greatest-Novels)
・アンナ・カレーニナ(Anna Karenina) / レフ・トルストイ
・ボヴァリ-夫人(Madame Bovary) / ギュスターヴ・フローベール
・戦争と平和(War and Peace) / レフ・トルストイ
・ロリータ(Lolita) / ウラジーミル・ナボコフ
・ハックルベリー・フィンの冒険(Adventures of Huckleberry Finn) / マーク・トウェイン
・ハムレット(Hamlet) / ウィリアム・シェイクスピア
・華麗なるギャツビー(The Great Gatsby) / F.スコット・フィッツジェラルド
・失われた時を求めて(In Search of Lost Time) / マルセル・プルースト
・The Stories of Anton Chekhov / アントン・チェーホフ
・ミドルマーチ(Middlemarch) / ジョージ・エリオット
1939年、ウィリアム・サマセット・モームが「Tellers of Tales」の解題で、「これを読まなければ現代人として遅れている」、という10の小説のリストを挙げました。
・ドン・キホーテ(Don Quixote de la Mancha) / ミゲル・デ・セルバンテス・サアベド
・ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(Wilhelm Meisters Lehrjahre) / ハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
・高慢と偏見(Pride and Prejudice) / ジェーン・オースティン
・赤と黒(Le Rouge et le Noir) / スタンダール
・ゴリオ爺さん(Le Père Goriot) / オノレ・ド・バルザック
・ボヴァリ-夫人(Madame Bovary) / ギュスターヴ・フローベール
・戦争と平和(War and Peace) / レフ・トルストイ
・デイヴィッド・コパフィールド(David Copperfield) / チャールズ・ディケンズ
・カラマゾフの兄弟(Братья Карамазовы) / フョードル・ドストエフスキー
・失われた時を求めて(In Search of Lost Time) / マルセル・プルースト
1954年、同じモームが著書「世界の十大小説」(Ten Novels And Their Authors)のなかで、十大小説として挙げたのは以下の作品で、15年間に3冊が入れ替わったことになります。
・トム・ジョウンズ(The History of Tom Jones, a Foundling) / ヘンリー・フィールディング
・高慢と偏見(Pride and Prejudice) / ジェーン・オースティン
・赤と黒(Le Rouge et le Noir) / スタンダール
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・ボヴァリ-夫人(Madame Bovary) / ギュスターヴ・フローベール
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・嵐が丘(Wuthering Heights) / エミリー・ジェーン・ブロンテ
・カラマゾフの兄弟(Братья Карамазовы) / フョードル・ドストエフスキー
・戦争と平和(War and Peace) / レフ・トルストイ
日本では、 1988年、文芸評論家の篠田一士による20世紀の世界十大小説選があります。
・失われた時を求めて(In Search of Lost Time) / マルセル・プルースト
・伝奇集(Ficciones) / ホルヘ・ルイス・ボルヘス
・城(Das Schloß) / フランツ・カフカ
・子夜 / 芽盾
・USA / ジョン・ドス・パソス
・アブサロム、アブサロム!(Absalom, Absalom!) / ウィリアム・カスバート・フォークナー
・百年の孤独(Cien años de soledad) / ガブリエル・ガルシア=マルケス
・ユリシーズ(Ulysses() / ジェイムズ・ジョイス
・特性のない男(Der Mann ohne Eigenschaften) / ローベーアト・ムジール
・夜明け前 / 島崎藤村
モームに倣って、だと思いますが、どうもブログで私家版十大小説を選ぶのが近年流行っているようです。適当にサーチしても、いろいろ出てきておもしろいです。
以下はほんの一部です(書式を合わせてみました)。
林矢子さん(http://d.hatena.ne.jp/naoco/20071112/p2)
・レベッカ(Rebecca) / ダフネ・デュ・モーリア
・ジェーン・エア(Jane Eyre) / シャーロット・ブロンテ
・ジャン・クリストフ(Jean-Christophe) / ロマン・ロラン
・異邦人(L'Étranger) / アルベール・カミュ
・オーランドー(Orlando) / ヴァージニア・ウルフ
・失われた時を求めて(In Search of Lost Time) / マルセル・プルースト
・モデラート・カンタービレ(Moderato Cantabile) / マルグリット・デュラス
・シェリ(Chéri) / コレット
・最後の物たちの国で(In The Country of Last Things) / ポール・オースター
・春にして君を離れ(Absent in the Spring) / アガサ・クリスティ
lovelovedogさん(http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20071024/juudai)
・ガラス玉演戯(Das Glasperlenspiel) / ヘルマン・ヘッセ
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・ゲド戦記(Earthsea Trilogy) / アーシュラ・クローバー・ル=グウィン
・ローズマリーの赤ちゃん(Rosemary's Baby) / アイラ・レヴィン
・呪われた町('Salem's Lot) / スティーヴン・エドウィン・キング
・ゴーメンガースト三部作(Titus Groan, Gormenghast,Titus Alone) / マーヴィン・ピーク
・死の泉 / 皆川博子
・妖星伝 / 半村良
・怪人二十面相シリーズ / 江戸川乱歩
・死体蘇生者ハーバート・ウェスト(Herbert West-Reanimator) / H.P.ラヴクラフト
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ryotoさん(http://d.hatena.ne.jp/ryoto/20050510#p5)
・ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(Wilhelm Meisters Lehrjahre) / ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
・レ・ミゼラブル(Les Misérables) / ヴィクトル・ユゴー
・デイヴィッド・コパフィールド(David Copperfield) /チャールズ・ディケンズ
・カラマゾフの兄弟(Братья Карамазовы) / フョードル・ドストエフスキー
・戦争と平和(War and Peace) / レフ・トルストイ
・ユリシーズ(Ulysses) / ジェイムズ・ジョイス
・魔の山(Der Zauberberg) / パウル・トーマス・マン
・灯台へ(To the Lighthouse) / ヴァージニア・ウルフ
・響きと怒り(The Sound and the Fury) / ウィリアム・カスバート・フォークナー
・真夜中の子供たち(Midnight's Children) / サルマン・ラシュディ
mkさん(http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20071020/p3)
・重力の虹(Gravity's Rainbow) / トマス・ピンチョン
・百年の孤独(Cien Años de Soledad) / ガブリエル・ガルシア=マルケス
・夜の果てへの旅(Voyage au bout de la nuit) / ルイ=フェルディナン・セリーヌ
・悪霊(Бесы) / フョードル・ドストエフスキー
・Xのアーチ(Arc d'X) / スティーヴ・エリクソン
・敗れざる者(The Undef) / アーネスト・ヘミングウェイ
・行人 / 夏目漱石
・富士 / 武田泰淳
・ゴッケル物語(Gockel, Hinkel und Gackeleia) / クレメンス・ブレンター
・ヤマザキ、天皇を撃て! / 奥崎謙三
藤本拓自さん(http://d.hatena.ne.jp/chaturanga/20071021/p1)
・ドン・キホーテ(Don Quixote de la Mancha) / ミゲル・デ・セルバンテス・サアベド
・ガリバー旅行記(Gulliver's Travels) / ジョナサン・スウィフト
・モルグ街の殺人(The Murders in the Rue Morg) / エドガー・アラン・ポー
・不思議の国のアリス(Alice in Wonderland) / ルイス・キャロル
・ロリータ(Lolita) / ウラジーミル・ナボコフ
・華麗なるギャツビー(The Great Gatsby) / F.スコット・フィッツジェラルド
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・万延元年のフットボール / 大江健三郎
いや、日本語のブログだけではなく、英語のブログにもやっぱり、適当に捜しただけで、いろいろ出てきました。
こちらもいくつか写してみました(ここも、書式を書き換えています)。
Kate Atkinsonさん(http://www.geocities.com/kateatkinson14/top10.htm)
・華麗なるギャツビー(The Great Gatsby) / F.スコット・フィッツジェラルド)
・スローターハウス5(Slaughter House Five) / カート・ヴォネガット
・高慢と偏見(Pride and Prejudice) / ジェーン・オースティン
・Just William / リッチモール・クロンプトン
・What Maisie Knew / ヘンリー・ジェイムズ
・Pricksongs and Descants / ロバート・クーヴァー
・不思議の国のアリス(Alice in Wonderland) / ルイス・キャロル
・ロリータ(Lolita) / ウラジーミル・ナボコフ
・ミドルマーチ(Middlemarch) / ジョージ・エリオット
・ハックルベリー・フィンの冒険(Adventures of Huckleberry Finn) / マーク・トウェイン
Jeffさん(http://blogdayafternoon.com/articles/04/12/02/2221910/)
・西部戦線異状なし(All Quiet On The Western Front) / エーリッヒ・マリア・レマルク
・エルマー・ガントリー(Elmer Gantry) / シンクレア・ルイス
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・スローターハウス5(Slaughter House Five) / カート・ヴォネガット
David H. Schleicherさん(http://davethenovelist.wordpress.com/2007/10/27/the-greatest-novels-of-all-time/)
・八月の光(Light in August) / ウィリアム・フォークナー
・権力と栄光(The Power and the Glory) / グレアム・グリーン
・ドラキュラ(Dracula) / ブラム・ストーカー
・Suite Francaise / イレーヌ・ネミロフスキー
・ジャズ(Jazz) / トニ・モリスン
・アラバマ物語(To Kill a Mockingbird) / ハーパー・リー
・拳銃売ります(A Gun for Sale) /グレアム・グリーン
・ダンテの遺稿(In the Hand of Dante) / ニック・トーシュ
・An Accidental Man / アイリス・マードック
・The Prince of Whales / R.L.フィッシャー
crownwさん(http://www.buyselloldbooks.com/club/1/234/10-All-Time-Greatest-Novels)
・アンナ・カレーニナ(Anna Karenina) / レフ・トルストイ
・ボヴァリ-夫人(Madame Bovary) / ギュスターヴ・フローベール
・戦争と平和(War and Peace) / レフ・トルストイ
・ロリータ(Lolita) / ウラジーミル・ナボコフ
・ハックルベリー・フィンの冒険(Adventures of Huckleberry Finn) / マーク・トウェイン
・ハムレット(Hamlet) / ウィリアム・シェイクスピア
・華麗なるギャツビー(The Great Gatsby) / F.スコット・フィッツジェラルド
・失われた時を求めて(In Search of Lost Time) / マルセル・プルースト
・The Stories of Anton Chekhov / アントン・チェーホフ
・ミドルマーチ(Middlemarch) / ジョージ・エリオット
コメント
_ sharon ― 2008-08-18 04:28:45
sorry,殆ど読んだことがありません。
_ 月の光 ― 2008-08-18 21:21:26
え~と この中で読んだのは・・・
・ゲド戦記
・ガリバー旅行記
・不思議の国のアリス
・ソラリスの陽のもとに
・ハムレット
ぐらいですね。
・ゲド戦記
・ガリバー旅行記
・不思議の国のアリス
・ソラリスの陽のもとに
・ハムレット
ぐらいですね。
_ T.Fujimoto ― 2008-08-19 21:04:10
sharonさん、sorry, なにを隠そう、僕もほとんど読んでいません (^^;)
_ T.Fujimoto ― 2008-08-19 21:25:45
月の光さん、ハムレットを読まれたのですね。だいぶ前に読もうと思って借りたことがあったのですが、厚くてわかりにくくて、全然無理でした(笑)
_ xing ― 2008-08-20 16:23:03
「赤と黒」「ジェインエア」は中学の時に、はまった記憶があります。「華麗なるギャッツビー」読んでみようかな。
_ T.Fujimoto ― 2008-08-21 00:54:21
さすがに読書家のxingさん、中学の時から「赤と黒」ですか。
「ジェイン・エア」と言えば、台湾だけかも知れませんが、「簡愛」と訳されています。(本文は未読ですが)聞かされるまで、全然これが人名だと思いませんでした。
それと、同じく名著の「デイヴィッド・コパフィールド(David Copperfield)」はなぜか「塊肉餘生記」というタイトルで訳されて、一般に知られています。これはなかを読んでも、どこが「塊肉」なのか、まったくわかりませんでした。
「ジェイン・エア」と言えば、台湾だけかも知れませんが、「簡愛」と訳されています。(本文は未読ですが)聞かされるまで、全然これが人名だと思いませんでした。
それと、同じく名著の「デイヴィッド・コパフィールド(David Copperfield)」はなぜか「塊肉餘生記」というタイトルで訳されて、一般に知られています。これはなかを読んでも、どこが「塊肉」なのか、まったくわかりませんでした。
_ why ― 2008-08-21 20:24:14
Fujimotoさん、脱帽!素晴らしい調査力ですね。
xingさん、中学時代にもう『ジェインエア』を読んでいらしたんですか。文学少女の正しい読書って感じですね。
ちなみに、私も最初の頃は『簡愛』を人名だと知らず、文字通り「素朴な愛」だと勘違いしていました。トホホ。
xingさん、中学時代にもう『ジェインエア』を読んでいらしたんですか。文学少女の正しい読書って感じですね。
ちなみに、私も最初の頃は『簡愛』を人名だと知らず、文字通り「素朴な愛」だと勘違いしていました。トホホ。
_ hanausagi ― 2008-08-21 23:19:24
ドンキホーテ、赤と黒、白鯨、嵐が丘、ジェーンエア、ガラス玉演戯、十五少年漂流記、ゲド戦記(五巻まで)、怪人二十面相(全部じゃないけど)、ガリバー旅行記、モルグ街の殺人、ふしぎの国のアリス、ハムレットは、読んだことがあります。途中で挫折したものを入れればあと数冊は増えます。
ほとんど中高生くらいまでに読んだものばかりです。
題名は知っていても、意外と読んでいないものが多くてなんとなく驚きました。
ほとんど中高生くらいまでに読んだものばかりです。
題名は知っていても、意外と読んでいないものが多くてなんとなく驚きました。
_ sharon ― 2008-08-22 07:14:30
ハムレットは中国では「王子复仇记」です、
白黒の映画が上下二本立てで子供のときは恐怖心を抑えながら何回も見たことがありましたが、今は最初から最後までの経緯が覚えてないです。
「簡愛」も「高慢と偏見」もすきすきと言いながらも、ストーリの流れはいったいどうなっていたのか?今いちはっきり覚えてなかった。
囫囵吞枣
読書ってだいだいそういうものでしょうか?
白黒の映画が上下二本立てで子供のときは恐怖心を抑えながら何回も見たことがありましたが、今は最初から最後までの経緯が覚えてないです。
「簡愛」も「高慢と偏見」もすきすきと言いながらも、ストーリの流れはいったいどうなっていたのか?今いちはっきり覚えてなかった。
囫囵吞枣
読書ってだいだいそういうものでしょうか?
_ T.Fujimoto ― 2008-08-23 12:06:10
whyさん、検索エンジンという文明の利器(あまり使いこなせないが)があれば、調査力は必要ないですね。
「簡愛」については、僕は日本にくるまで、ずっとwhyさんと同じ勘違いをしていました。トホホ×2
「簡愛」については、僕は日本にくるまで、ずっとwhyさんと同じ勘違いをしていました。トホホ×2
_ T.Fujimoto ― 2008-08-23 12:14:15
花うさぎさん、たくさん読まれていますね。まさに清く正しい文学少女ではなかったのでしょうか?(^^)
僕はほとんど未着手か途中で出すか、家にある古い「十五少年漂流記」など、小2の子供は完読したが、自分は一度も最後まで読んでいません......
僕はほとんど未着手か途中で出すか、家にある古い「十五少年漂流記」など、小2の子供は完読したが、自分は一度も最後まで読んでいません......
_ T.Fujimoto ― 2008-08-23 12:21:15
sharonさん、王子復仇記ですね。そのような訳もあったかも知れませんが、台湾ではそのまま「哈姆雷特」になっていたような気がします。
「高慢と偏見」は、実は家に英語版があります。英語の勉強も兼ねて、ということですが、買ったのは10年前、読んだのは3ページ、想定内といえばそれまでですが。
「高慢と偏見」は、実は家に英語版があります。英語の勉強も兼ねて、ということですが、買ったのは10年前、読んだのは3ページ、想定内といえばそれまでですが。
_ 花うさぎ ― 2008-08-23 16:01:01
「高慢と偏見」は、何かの本で小谷野敦が「20代の女性に推薦したい本」の1冊に選んでいました。
それで読んでみたのですが、面倒くさい男女のやりとりが繰り広げられそうな予感がして、挫折しました。
もっと読み進んでみれば新しい展開が待っていたのかしら。それともつまらなかったのは、その時すでに「20代」じゃなかったからなのでしょうか。
それで読んでみたのですが、面倒くさい男女のやりとりが繰り広げられそうな予感がして、挫折しました。
もっと読み進んでみれば新しい展開が待っていたのかしら。それともつまらなかったのは、その時すでに「20代」じゃなかったからなのでしょうか。
_ T.Fujimoto ― 2008-08-24 23:08:45
花うさぎさん、こんばんは。
なるほど、「高慢と偏見」は20代女性向きですか?僕が挫折したのは、女性ではないためですな。
その前にビデオで映画化したやつを見たことがあるはずですが、あまり記憶になく、ただ、面倒くさい男女のやりとりは確かに繰り広げられたような気がします(笑)
なるほど、「高慢と偏見」は20代女性向きですか?僕が挫折したのは、女性ではないためですな。
その前にビデオで映画化したやつを見たことがあるはずですが、あまり記憶になく、ただ、面倒くさい男女のやりとりは確かに繰り広げられたような気がします(笑)
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