CGIゲーム「俺のペナント」2007-04-03 01:08:29

 「俺のペナント」は、バンプさんが作成したCGIゲームです。スクリプトはバンプさんのホームページ(http://bannpu.com/)で配布されています。

 手軽で時間がかからないので、オンラインゲームをやる時間があまり取れない僕にはちょうどよくて、実はいろいろなところで、もう何年間もやっています。
 基本的に「運任せ」なのもいいです(笑)。

 例えば、次のページ、オリックスに在籍しているカモメ選手は、僕がこのチームでの2代目の選手です。
 http://park12.wakwak.com/~dare-to-care/cgi-bin/ore/ore.cgi

 いままで入っているところはほとんど「俺のペナント2」がベースですが、バンプさんのページを見ると、控え選手やFA制度などを導入「俺のペナント3」もすでにあるようです。
 こちはまだ参加したことがないというか、プログラムが配布されているかも不明です。

【観戦記】K-1 WORLD MAX 2007 ~世界最終選抜~2007-04-05 00:45:22

 日々の生活でいろいろうまくいかないことがあって、気力が萎えてゆくばかりですが、一応テレビ観戦には間に合って、わずかでもパワーをもらったので、簡単な観戦記を残します。

 まず、魔裟斗 vs オーレ・ローセン 戦ですが、今日の魔裟斗はよかったと思います。
 決めのアッパーはクリーンヒットしなかったものの、ほかのパンチは多彩で、スピードもあったようです。オーレ・ローセンは決して戦いやすい相手ではないですが、積極的に打ったりいなしたりと、KOこそなかったが、明確な優勢で完勝しました。
 この調子だったら、今年は期待できるのではないでしょうか?

 注目のアンディ・サワー vs 佐藤嘉洋 戦、マスコミ等の評価はまだ知らないですが、内容的には良かったと僕は思います。
 佐藤選手は、ハイは最初だけだったのは勿体なかったかも知れません。まあ、サワーのあの圧力の前では、そこまでの余裕を求めるのは酷かも知れません。
 あと最終ラウンドのヒザ、あれがもうちょっと早くヒットできたら、いい勝負になったかも知れません。

 ブアカーオ・ポー.プラムック vs アンディ・オロゴン 戦は、上の2試合と比べるとさすがに見劣ります。
 アンディ選手善戦、それ以上でも、それ以下でもないですが、キャリアを考えると、完敗の形にはなりましたが、根性だけでなく、テクニックも見せましたし、やはりほめるべきでしょう。

 ヴァージル・カラコダに挑んだ前田宏行、イアン・シャファーと闘った尾崎圭司 、マイク・ザンビディスに玉砕した武田幸三。
 3選手とも見所はあり、それぞれ男気は見せたと思いますが、結果としては疑いようのない負けです。
 内容だけでなく、ジャパンの選手は、そろそろ勝負に関して結果がほしいところですね。

【レース予想】2007桜花賞2007-04-07 23:37:51

 3歳クラシックの第1弾、麗しき乙女たちによる桜花賞。

 むかしから、小柄でキャリア豊富な根性娘も台頭するオークスに比べて、煌びやかな才能の天才少女が勝つイメージが強いです。
 そのイメージを当て嵌めると、個人的に、一番ピンと来たのはダイワスカーレットです。
 デビューしていきなり新馬、オープンを連勝して来たキャリアと言い、母やお兄さんの名前を見るだけで目眩しそう(?)な超良血と言い、一般ピープルではとても届かない高嶺の花、良家のお嬢様といった風情です。
 厳しい府中の12ハロンはどうかというところはまだ疑問が残りますが、例年の本命馬と比較しても、桜花賞を勝つだけのイメージは十分できています。

 ところが、今年の場合、そんなイメージをも一気に吹っ飛ばしてしまうぐらいのスーパーレディがいます。
 言うまでもなく、前売りで圧倒的な人気を博したウオッカです。
 馬格雄大、動き柔軟、走り豪快。
 いままでのレースぷりが強烈かつ完璧に近いもので、文句の付けようがありません。ほかの馬が勝てば、たぶんせいぜい「名牝」の域にたどり着けるかどうかだけですが、この馬だけは、勝ち続けて、ただの「名牝」に止まらず、歴史的名馬となる可能性さえ感じられます。
 但し、近年一線級の牡馬と伍して良性を残し、牝馬として歴史的名馬に近いエアグルーヴやスイープトウショウは、桜花賞を勝ていなかったのも、確かです。

 いわゆる3強のなか、一番馬券対象からはずれる可能性が高いのは、アストンマーチャンではないかと思います。
 それでも、ほかの馬と比較すれば、一番有力なのは間違いありません。スピード能力が高いのは、衆目するところだし、早熟ではありますが、父のイメージから、古馬になって名マイラーとして再度開花する可能性もあります。

 人気馬を選んだには、本来点数を極力しぶらなければなりませんが、この桜花賞は多士済々で、どうしても気になる馬が、ほかに2頭います。
 すなわち、エミーズスマイルとレインダンスです。

 特に、地方在籍のままで出走してくる前者は、それだけで応援したくなる要素もありますし、イメージもライデンリーダーというよりはユキノビジン。3強同士の調子や戦い方によっては、連対の可能性まで考えるべきかも知れません。

  人気馬は外枠に集中して、胸騒ぎがなくもないですが、人気馬信頼の予想にしました:

◎ ダイワスカーレット
○ ウオッカ
△ エミーズスマイル
△ アストンマーチャン
△ レインダンス


 馬券ですが、ダイワスカーレット頭の馬単4点と、ウオッカ頭の馬単2点(ダイワスカーレット、エミーズスマイルまで)、計6点で見てみたいと思います。

【馬関係の本】「馬~この素晴らしき友」(八戸芳夫 著)2007-04-11 23:35:47

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 手元にある「馬」を題材にしている本から、何回かに分けて、いくつか紹介したいと思います。
 ちょっと飽きぽい性格なので、この企画もどれぐらい続けられるかわかりませんが...(^^;)

 主に地方の出版社から発行されたもので、あまりメジャーでない書籍かも知れませんが、いずれも内容がおもしろいを選ぶつもりで、馬好きなら一読する価値はあると思います。


 まず1回目は、北海道の共同文化社から出ている「馬~この素晴らしき友」(作者:八戸芳夫)という本を挙げたいと思います。
 作者は北海道大学の元教授、付属農場長も兼務していました。
 内容として、大きく4つの章に分けられています。

 「四千年来の友」と題する章では、人類の歴史上に登場する馬の話を紹介しています。
 この類の本でよく登場する題材である、漢武帝と汗血馬、アレキサンダー大王とブシファラス(ブーケファロス)など、海外の話もちょっと出ていますが、基本的には日本の話がメインです。特に馬が北海道へ渡ってゆく部分の話は、ほかの本であまり読んだことがなく、新鮮な話です。

 「賢くて、かわいいやつ」の章は、そのまま馬の顔、表情、視覚などについて書いたものです。一般的な話が多いですが、サル山のボス争いと変わらない、都井の御崎馬の群れについて書いた話は、ちょっとおもしろかったです。

 「競馬のはなし」の章は、文字通り競馬について書かれたものですが、それも日本古来宮中で行われていた「くらべうま」、「こまくらべ」から始まり、一応特色は出ていると思います。
 競馬用語について書かれた部分も、「本馬場」、「ハロン」、「パドック」、「本命」、「追い切り」など、競馬を多少知っていればわかる言葉がある一方、すでに廃れて使わなくなったと思われる「縄外」、「からを背負う」、「はぐる」まで挙げられて、おもしろいです。

 最後は「いとしのドサンコ」と題する章で、北海道のドサンコについて書いています。
 厩舎もいらない、強健で耐寒能力が高いドサンコを素晴らしい友と称し、作者のドサンコに対する深い愛情が感じられます。
 本のなかで、札幌市内のドサンコが大変少なくなった、と作者は嘆いていますが、残念ながら、この本が書かれた20年前に比べても、いまのドサンコはもっと危うい状態に置かれたものと思われます。

【馬関係の本】「馬と語る 馬を語る」(高良鉄夫 著)2007-04-12 23:59:42

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 正式題名は「馬と語る 馬を語る 愉快で不思議な馬ものがたり」、那覇出版社から発行された本です。

 昨日取り上げた「馬~この素晴らしき友」(http://tbbird.asablo.jp/blog/2007/04/11/1394198)とは、ある意味でタイプが似ています。

 但し1つは北、1つは南。
 本書の作者、高良鉄夫さんは沖縄本島に生まれ、琉球大学農学部の教授、部長を務めていた人です。
 この本に書かれた内容は、作者の実体験に基づく話が多く、当然ながら沖縄の馬についての記述が多くなります。


 目次を抄録すると、以下のようになっています:

1 はじめて見た在来馬
2 「青」との出会い
3 馬草刈りの思い出
4 「浜青」海を泳ぐ
5 赤馬行状記
6 馬のキック・ボクシング
7 悪馬あれこれ
8 秋風号とともに戦地へ
9 名馬「秋風号」と数々の感動
10 馬の言葉
11 沖縄の馬
12 むすび
 付録

 「青」、「浜青」、赤馬は、年次別、作者の家で飼っていた3頭の在来馬、「秋風号」は戦地で作者と生死をともにした乗馬です。
 彼らとの思い出話がこの本のメインとなります。

 その描写はなかなか詳しく、そして実体験が裏打ちされているだけに、鮮烈です。
 所々出てくる沖縄の植物や動物にも注釈を付けたり、写真を載せたりするなど、全編読みやすく、読んでいて楽しいです。
 
 内容を紹介すると、ほとんどきりがないですが、この本は間違いなくお薦めです。

【レース予想】2007皐月賞2007-04-15 09:24:51

 数多い大レースのなかでも、牡馬・牝馬が出走できる3歳クラシック第1弾の皐月賞は、特に好きなレースの1つです。
 生涯一度のチャンスを争うクラシックは、古馬のチャンピオン戦と違って、高校野球みたいな新鮮さと儚さとが同居し、刹那に生きる命を写す鏡と感じたりさえもします。

 今年も、例年通りですが、その栄冠へのチャンスが残っている馬は18頭となりました。

 2歳時から最右翼と目されているフサイチホウオーは、共同通信杯も無事クリアし、予定通り無敗のまま挑戦して来たにもかかわらず、前売りで一番人気の座から落ちました。
 考えられるのは、共同通信杯からのレース間隔が開いたのと、最内枠が嫌われたのでしょう。
 共同通信杯から直行は父・ジャグルポケットと同じもので、確かにジャグルポケットもダービーは勝ったものの、皐月賞はアグネスタキオン、ダンツフレームから水をあけられました。
 しかし少なくとも内枠に入り、前に馬を置いて進められることは、この馬にとっては決してマイナスではないと思います。
 アンカツの手綱さばきも信頼できるものだし、なにより、いままでのレースで再三再四見せた本馬の根性は素晴らしいもので、無敗での1冠制覇を期待したいと思います。

 最大のポイントレースである弥生賞を制し、1番人気に祭り上げられたアドマイヤオーラも、無論軽視できない1頭です。実際、先週桜花賞を勝ったダイワスカーレットをシンザン記念を下していますし。
 キャリア1戦でそのアドマイヤオーラと首差の好勝負を演じたココナッツパンチも、センウンスカイを思い出させるような新星で、素質では負けていません。

 しかし弥生賞の2頭よりも、今回上位に取りたいのはナムラマースです。
 数多くのレースをこなしながら、まったくくずれない堅実さは十分ほめてよいものです。パワフルな走りと、しぶとい伸び脚は混戦に強いイメージがあり、中山10ハロンの皐月賞にこそのタイプだと思います。

 ヴィクトリーは素質が楽しみではありますが、現時点では危うさがより目立ち、ここではまだまだ狙えないと見ました。
 代わりにもう1頭の先行馬、アサクサキングス。きさらぎ賞でナムラマースに勝ったし、連対候補に入れたいと思います。


◎ フサイチホウオー
○ ナムラマース
▲ ココナッツパンチ
△ アドマイヤオーラ
△ アサクサキングス

【馬関係の本】「人・他界・馬」 (小島瓔禮編著)2007-04-17 07:56:34

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 こちらは東京美術社より、1991年に発行された本です。

 「馬をめぐる民俗自然誌」というサブタイトルもある通り、全書は12の章から成り、いずれも民俗、神話のなかの馬について書かれた話です。


 第1章「馬と人生~日本人のみた馬」は、かつての日本で、いかに馬が身近で重要な仲間であったかを説いています。
 中部から東北地方あたりの農家は、馬屋は農家の土間続きにあって、芭蕉が「蚤虱馬の尿する枕元」と詠んだように、人馬同居していました。そこで生まれた様々な馬祝い、馬繕いの習俗、そして馬言葉についての研究が書かれています。

 第2章「馬頭観音以前のこと~生死観から見た馬の供養」は、馬頭観音から馬の卒婆塔などを語っています。
 なかで印象深いなのは、「馬の仕合吉」のなかで柳田国男が「馬の幸福」を論じているくだりです。「死んでは成らないという天だけは、わすかに人間と共通した利害であるが、生かしておいてどうするかというと、天寿をまっとうするまでは、手綱、くつわで駆使するばかりである。」、その文章は馬の不幸は人間が考えなければならない、という文明批判ですが、それだけ馬の存在が身近で大きかった、とも言えます。

 第3章「天から子馬で来る女~日本の妖怪信仰からの展望」はダイバ風、ダイバ・ギバの話がメイン、第4章「大王の世紀と馬飼い部~古代史の馬を飼う部民」は馬飼部の話が中心です。

 第5章「神々の馬~日本の神信仰とヨーロッパの魔の狩人」、第6章「春を舞う馬~日本の春駒とヨーロッパのひょこすか馬」、第7章「馬と豊饒の女神~日本の大嘗祭とヨーロッパの穀物神信仰」は、いずれも日本での民俗、信仰をヨーロッパと比較しているものです。
 なかでもおもしろいのは、徳島県あたり伝わっている「首切れ馬」の話を、ゲルマン人の The wild hunt と対比するところでしょうか。

 第8章「魔の馬の足跡~中央アジアの宗教表象からユーラシア」からは、日本を完全に離れ、外国でも馬にまつわる様々な民俗、宗教、伝承の話です。ここで有名な馬頭琴の話も出ています。

 第9章「天馬の歌~中国大陸の民俗からの展望」は、中国での話がメインです。汗血馬の話だけではなく、龍馬伝説、「馬王祭」など馬の民俗行事について言及しています。

 馬に関する神話伝説は非常に多いですが、特に多くの民俗で見られるテーマとしては、太陽の馬、雷の馬、水の馬が揚げられます。
 第10章「馬の起源と太陽の馬~ユーラシアの神話からの展望」は、馬を持たなかったアメリカ原住民たちのなかにも、馬の起源に関する神話が次々と生まれたことから始まり、そして「太陽の馬」など馬の神話伝説を広く論じています。
 次の第11章「雷の馬・王殺しの馬~西アジアの神話からユーラシアへ」は、「雷の馬」、「水の馬」などについて書かれています。

 最後、第12章「生と死の馬~ヨーロッパの民俗からの展望」はヴォーダン(オーディン)の話など、数多く存在する馬に関するヨーロッパの民話、神話を取り上げ、最後はキリスト教信仰と習合する話まで書かれています。


 いずれにして、この1冊で馬に関わる民俗・伝承に触れることができます。人間にとって馬がいかに生活にかかせない重要な存在であったかは再認識でき、馬は歴史を動かし、文化の形成にも大きく影響していると言えます。

【素人写真】「この道は果てしなく」2007-04-21 11:34:34

 知らず知らず、歩いてきた。
 ゆく道は、なお果てしなく。
 その頂点は視界から消え、空の彼方まで続く。

 この旅に、終わりはない。
 空に日が照り続けたり、雨や雪が降ったり、
 つらいことがあっても、歯を食いしばり、
 いろいろな人と出会い、別れていく。

 心に太陽をもって、道が果てるまで。




1994年2月 小田原




1996年6月 掛川




1996年8月 函館




1997年?月 盛岡




1999年5月 ミコノス島(ギリシャ)




2005年1月 御殿場