【観戦記】K-1 WORLD MAX 2007 ~世界最終選抜~2007-04-05 00:45:22

 日々の生活でいろいろうまくいかないことがあって、気力が萎えてゆくばかりですが、一応テレビ観戦には間に合って、わずかでもパワーをもらったので、簡単な観戦記を残します。

 まず、魔裟斗 vs オーレ・ローセン 戦ですが、今日の魔裟斗はよかったと思います。
 決めのアッパーはクリーンヒットしなかったものの、ほかのパンチは多彩で、スピードもあったようです。オーレ・ローセンは決して戦いやすい相手ではないですが、積極的に打ったりいなしたりと、KOこそなかったが、明確な優勢で完勝しました。
 この調子だったら、今年は期待できるのではないでしょうか?

 注目のアンディ・サワー vs 佐藤嘉洋 戦、マスコミ等の評価はまだ知らないですが、内容的には良かったと僕は思います。
 佐藤選手は、ハイは最初だけだったのは勿体なかったかも知れません。まあ、サワーのあの圧力の前では、そこまでの余裕を求めるのは酷かも知れません。
 あと最終ラウンドのヒザ、あれがもうちょっと早くヒットできたら、いい勝負になったかも知れません。

 ブアカーオ・ポー.プラムック vs アンディ・オロゴン 戦は、上の2試合と比べるとさすがに見劣ります。
 アンディ選手善戦、それ以上でも、それ以下でもないですが、キャリアを考えると、完敗の形にはなりましたが、根性だけでなく、テクニックも見せましたし、やはりほめるべきでしょう。

 ヴァージル・カラコダに挑んだ前田宏行、イアン・シャファーと闘った尾崎圭司 、マイク・ザンビディスに玉砕した武田幸三。
 3選手とも見所はあり、それぞれ男気は見せたと思いますが、結果としては疑いようのない負けです。
 内容だけでなく、ジャパンの選手は、そろそろ勝負に関して結果がほしいところですね。