【素人写真】「一輪の花に一つの天国を見る」2008-01-30 23:32:17

William Blakeの詩

To see a world in a grain of sand,
And a heaven in a wild flower,
Hold infinity in the palm of your hand,
And eternity in an hour.


一つぶの砂に一つの世界を見
一輪の花に一つの天国を見
てのひらに無限をのせ
ひとときのうちに永遠を感じる


一沙一世界
一花一天堂
掌中握無限
刹那見永恒




1993年8月




2003年2月




2007年1月




2007年6月




2008年1月

コメント

_ why ― 2008-02-03 21:07:22

93年の写真、さぞ思い出が一杯詰まったものでしょうね。素敵な写真です。
93年のFujimotoさんは何をしていらしたんですか。

奇しくも先日、友人の砂漠に広がる遺跡の写真に「一沙一世界、一花一天堂」をコメントに寄せたばかりでした。広大な世界と比べ、人間はなんて無力な存在なんでしょう。無常とか、悟りとか、神の住む世界とか、そんなことを漠然と考えてしまうような一句ですね。

_ T.Fujimoto ― 2008-02-04 23:18:21

15年前ですか?はて、なにをしてかしたのでしょうか?
whyさんはまだ中国ですね。
William Blakeの詩と、「一沙一世界、一花一天堂」の訳を教えてくれたのは、高校時代の英語の恩師でした。
二十数年も経って、ただただ懐かしいです。

大きく見れば、地球、銀河、宇宙... 小さく見れば、細胞、分子、原子... 人間は大きくもなく小さくもなく、「天之驕子」だと自負するのは傲慢すぎるかも知れませんが、まったく無力な存在だと認めるのも「妄自匪薄」でしょうね?

_ ぜ ― 2012-01-30 00:19:59

中国語表記、是が一番賢そうに見えるのはドウシテでしょう。

次は英語で日本語で書かれたのが一番軽薄で説得力の乏しいものに思うのはドウシテでしょう。

この国というか自分自身にもう希望とか夢とか自信のような抽象を持たなくなった性かもしれません。

_ T.Fujimoto ― 2012-02-03 00:14:01

To:ぜ様
中国語表記が賢そうに見えますか?良く訳せていますね。
しかし中国人に聞くと、もしかして印象は逆かも知れませんが。
軽薄だと言えばそうかも知れませんが、日本語のは、一番柔らかい感じが僕はします。

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