【レース予想】2007桜花賞2007-04-07 23:37:51

 3歳クラシックの第1弾、麗しき乙女たちによる桜花賞。

 むかしから、小柄でキャリア豊富な根性娘も台頭するオークスに比べて、煌びやかな才能の天才少女が勝つイメージが強いです。
 そのイメージを当て嵌めると、個人的に、一番ピンと来たのはダイワスカーレットです。
 デビューしていきなり新馬、オープンを連勝して来たキャリアと言い、母やお兄さんの名前を見るだけで目眩しそう(?)な超良血と言い、一般ピープルではとても届かない高嶺の花、良家のお嬢様といった風情です。
 厳しい府中の12ハロンはどうかというところはまだ疑問が残りますが、例年の本命馬と比較しても、桜花賞を勝つだけのイメージは十分できています。

 ところが、今年の場合、そんなイメージをも一気に吹っ飛ばしてしまうぐらいのスーパーレディがいます。
 言うまでもなく、前売りで圧倒的な人気を博したウオッカです。
 馬格雄大、動き柔軟、走り豪快。
 いままでのレースぷりが強烈かつ完璧に近いもので、文句の付けようがありません。ほかの馬が勝てば、たぶんせいぜい「名牝」の域にたどり着けるかどうかだけですが、この馬だけは、勝ち続けて、ただの「名牝」に止まらず、歴史的名馬となる可能性さえ感じられます。
 但し、近年一線級の牡馬と伍して良性を残し、牝馬として歴史的名馬に近いエアグルーヴやスイープトウショウは、桜花賞を勝ていなかったのも、確かです。

 いわゆる3強のなか、一番馬券対象からはずれる可能性が高いのは、アストンマーチャンではないかと思います。
 それでも、ほかの馬と比較すれば、一番有力なのは間違いありません。スピード能力が高いのは、衆目するところだし、早熟ではありますが、父のイメージから、古馬になって名マイラーとして再度開花する可能性もあります。

 人気馬を選んだには、本来点数を極力しぶらなければなりませんが、この桜花賞は多士済々で、どうしても気になる馬が、ほかに2頭います。
 すなわち、エミーズスマイルとレインダンスです。

 特に、地方在籍のままで出走してくる前者は、それだけで応援したくなる要素もありますし、イメージもライデンリーダーというよりはユキノビジン。3強同士の調子や戦い方によっては、連対の可能性まで考えるべきかも知れません。

  人気馬は外枠に集中して、胸騒ぎがなくもないですが、人気馬信頼の予想にしました:

◎ ダイワスカーレット
○ ウオッカ
△ エミーズスマイル
△ アストンマーチャン
△ レインダンス


 馬券ですが、ダイワスカーレット頭の馬単4点と、ウオッカ頭の馬単2点(ダイワスカーレット、エミーズスマイルまで)、計6点で見てみたいと思います。