絵はがき2008-04-30 09:41:14

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 富士山の絵はがきが3枚出てきました。いずれも亡き父の遺品です。

 晩年、この町に引っ越してきて、山の美しさに魅了されました。慌ただしい人生を送ったあとだけに、すこやかな晩年をもっと長く送ってほしかったが、天命のことは、なろうと思ってどうにかなるものでもありません。

 日曜日、弟と墓参りに行く予定です。

【素人の絵】馬と騎手2007-12-12 00:14:57

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 薄手の裏紙に描いたものなんで、風が吹けば飛んでしまうような、テケトーな落書きです。

万能だった魔法2007-09-23 00:06:23

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 子供はなにかあったら、すぐ泣いてしまうので、時には大人のほうが途方にくれてしまいます。
 すると、このように叱ってみます。
 泣くな!もう小学生だから、男の子だから、何があっても絶対に泣いちゃだめだぞ!

 もっと小さい時は、泣いてしまえば万事が解決できていたのに、万能な魔法が効かなくなり、たぶん最初は戸惑っていたのでしょう。

 大人だって泣きたいときがあります。
 涙が出ないのは、何もモニタの見すぎでドライアイになったばかりでなく、長年訓練されてきた結果で、泣き方を忘れてしまったせいでもあります。

 ノートの隅に落書きして、代わりに泣いてもらうか、と、僕はこういうのでいいです。

【素人の絵】朱塗りの社殿2007-08-21 11:55:21


 水彩鉛筆の直塗りを試してみました。

 水分の加減は難しいですが、慣れれば、かえっておもしろい効果も出せそうです。

 描いているのは、だいぶ前に訪れた神社の一角です。その場で写生したわけではなく、カメラに収めた風景を写し直したものです。
 水彩鉛筆の軽いセットなら、水彩よりも手軽で、旅のときにも簡単に持っていけそうです。このB5判ぐらいの小さいものなら短時間でかけるし、時間があったら、チャンレンジしてみたいと思います。

 こちらは着色前のデッサン稿(↓)。


山在虚無縹緲間2007-05-18 00:13:43

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 そういえば、我が家の玄関を飾る一枚。
 これも、亡き父が残した絵です。一応額縁も自作だったようです。

 決して落款や捺印をしないところも、ほかの絵と同じです。

湖の向こうの富士山2007-05-05 23:07:20

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 物置から紙を探し出したことを書きました(http://tbbird.asablo.jp/blog/2007/05/03/1480704)が、黄色くなりかけた紙と一緒に、むかし父親が描いた日本画も一緒に出てきました。
 装幀していない素の状態、僕もはじめて見た河口湖ぽい絵です。

 プロの絵描きではないので、素人に違いないですが、その素人の日曜画家のなかにもどうやら上と下があって、小学生の水彩絵の具を年に1、2回手にするぐらいの僕は下の下なら、元々器用だった父は上に近いレベルだったかも知れません。
 水墨画も日本画もそこそこ描いていて、そのうえ、絵を飾る額縁(フレーム)も、木材から自分で作っていました。
 そちらも、なかなかの出来映えです。

 絵はうまくならないな。
 ふっとそんな言葉を漏らしたのは、亡くなる1年前ぐらいでしたか。
 描きすぎたことはわかっていたようですが、どうにもならないもので、芸術家というよりも職人タイプだったかも知れません。

蘭亭序2007-05-03 10:53:24

 なぜか久々に字を書きたかったので、洗濯機を回しながら、眠っていた硯と墨を出しました。



 墨は古いですが、あまり使っていないからたっぷり残っています。筆もまあ安物に違いないが、奈良あかしやの六羊四仙と、中国製の大蘭竹、小長流などが引き出しから出てきました。

 ところが、紙がないですな。
 どこかにしまっていたと思いますが、見つかりません。
 文房四宝が三宝になっては字は書けません。
 物置も探して、ようやく出てきたのは、むかし父が水墨画を描くときに使っていた画用紙の残り、黄色くなりかけているが、素人にはこれが分相応かなと思い、使ってみました。

 1枚目は、太字で「雄飛せよ若人」としたが、「飛」の字が書けなく、あっさり降参しました。
 代わりに王羲之の「蘭亭序」を探し出しました。



 「集字聖教序」もありましたが、もとより腕に覚えがないうえブランクも長いので、「蘭亭序」のほうにしました(笑)
 できたのがこれ。
 この1枚で力が尽き、洗濯機も止まったので、撤収することにしました。



 で、いま気づきましたが、一文字抜けてしまいました(ありゃ!)
 さて、どの文字でしょうか?(笑)

【素人の絵】荒野のスタリオン2007-04-25 00:10:21

 荒々しく、猛々しく生きる野生ののスタリオンを描きたかったが、モデルにしたものが乗用馬のためか、単に自分の腕が生ぬるいためか、(たぶん後者ですが ^^;)、結果としてもうひとつ迫力が足らない印象でした。

 仕方なく、赤目に変えて、強引に怖いイメージを足しました。ちょっと変ですが。