植物のコミュニケーション2008-07-16 06:36:13

 前に住んでいた家では、昔の家主が植えた桃の木が大きくなりすぎて道路にはみ出たので、切ることにしました。

 「風の博物誌」(ライアル・ワトソン)によると、葉を喰う虫に襲われると、ヤナギやカワラハンノキが違いに警告を発し合うそうです。

 毛虫の攻撃に対する防御として、これらの植物は葉の中にアルカロイドを作って、味を悪くするそうです。
 しかも虫がついた木だけでなく、「テルペンの一種とおぼしき化学物質」を出して警告するので、まわりの離れたところの木々もが、攻撃に対する準備を開始するそうです。
 サトウカエテやポプラの若木は、葉を摘まれたり咲かれたり、という物理的な損傷に対しても同様の反応をする、だとか。

 シアトル近くの森で研究している植物学者の発見として取り上げられ、例によって真否はわかりませんが、植物のコミュニケーションは、僕にはとても興味深い、おもしろい内容です。

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