夜半来の風は、やむどころか、ますます本式の吹きようになってきました。
むろん寝正月にはなんら支障はなく、あしきゴタゴタをいっさいがっさい吹き飛ばしてくれれば、と、思ってしまいます。しかし、歩くのも難儀しそうなのに、と箱根のランナーの心配をして見たら、なかなかどうして、若者たちは意にも介さない様子で一心不乱に快走しています。
日が沈み、日がまた昇ります。悠久の時の流れのなか、整然として正しくめぐり、まことに健やかというべきです。
天行健なり。君子、以って自ら彊めて息まず。
幸せな一年となるよう、お祈りいたします。
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