【レース回顧】2008安田記念2008-06-08 16:45:00

 初夏らしい季節になってきました。
 オークスが過ぎ、ダービーが終わり、東京春のG1シーズンのフィナーレを飾る安田記念も、無事に終了しました。

 人気馬、実績馬がころころ負けて、どうなるやらと思っていたこの春のJRA競馬も、オークス、ダービーと安田記念はすっきり納得のいく結果となりました。とりわけ、今日のウオッカ、胸のすき、ついてにに腹までが空いてしまうような快走で、よかったと思います。

 去年の今頃、同じ府中のターフ、あの歴史的なダービー勝利と似ていて、しかしまた違う感動を覚えたものです。
 違うのは、大外からぐいぐい坂を駆けあがった去年に対して、今年は最内を稲妻のような俊足で抜けてきました。似ているのは、素晴らしい強さを感じるとともに、なぜか圧迫感がなく、どこか爽やかな感じがします。

 2着の香港トレーニング馬・アルマダ、3着のエイシンドーバーなどもいいレースをしましたが、あえて今日はウオッカの風味だけに酔いしれたいと思います。
 ライバルのダイワスカーレット、その名を一瞬たりとも思い出していない、というわけでもないのですが。