日本馬のメルボルンカップ制覇について2006-11-08 01:32:40

 角居厩舎のデルタブルースとポップロックがメルボルンカップで1、2着を独占した、というニュースが伝わってきました。
 例年よりメンバーが手薄という話も確かにありましたが、そういう話は関係なく、日本馬が勝った最も歴史のある大レースということで、これはもう文句なし大快挙だと思います。

 いまオーストラリアは景気が良いらしいですが、元々世界2番目の馬産大国、恐らく世界で最も多くの競馬場を持ち、そして一人あたりの馬券購入額は日本のそれを上回る競馬大国です。
 そのオーストラリア競馬で最大の祭典は言うまでもなく、ハンデ戦のメルボルンカップです。山野浩一さんの著作によると、メルボルンカップが近づくと、学校で先生が子供に予想させたり、子供たちのなかにブックメーカー役が馬券を売ったり、そしてレースの日はヴィクトリア州全体の休日となっているそうです。

 このオーストラリア競馬界最大のイベントで大活躍したことで、日本馬は大いに脚光を浴びたことだろうし、今後も注目されることになるのでしょう。