前世紀の雑誌いろいろ(1) ~ WWFマガジン2015-01-06 23:58:33

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 ものを捨てたあとで後悔したりすることがいろいろ重なり、必ずしも物持ちの良いほうではないと、自分では思います。
 が、ほかの人から見ればゴミみたいな古いものが、捨て切れずに残っていたりすることも、意外とあります。
 ここでは、手持ちの古い雑誌類を晒したいと思います。


 まずは写真の品ですが、実は、1996年から1998年あたり、WWFマガジンを定期購読していて、アメリカから郵送してもらっていました。

 WWFと言っても、World Wide Fund for Nature(世界自然保護基金)のほうではなく、World Wrestling Entertainmentというアメリカのプロレス団体のほうです。いまの若い人には、WWEで言ったほうが通じるかと思いますが、同じ略称の World Wide Fund For Natureに名称の改変を求める訴訟を起こされ、2002年にWWE(World Wrestling Entertainment)に改名までは、WWFという名前で活動していました。(もっと前は、WWWFだったような記憶がありますが、その間、組織の改編を経ていたも知れません。)

 アメリカンプロレスの、そのメロドラマのようなストーリー性が気に入っていると公言しているコアのファンも多いですが、僕はそこに魅力を感じているわけではありません。
 僕にとって、WWEプロレスの良さは、ひとえにそのキャラクター設計にあります。用いられる色彩、音楽などを含めたトータルデザインが、実に洗練されていて、大人のファンタジーだと言うのに相応しく、格好良いと思います。
 優れたデザインは、この公式マガジンにも随所見られ、19世紀末のフランスのファッション雑誌を眺めるような読み方でも良いぐらい、かも知れません。

 上の写真には、「Wretling World」や「Pro Wrestling Illustrator」などほかの雑誌が数冊混ざっていますが、正直、デザインの良さはだいぶ見劣り、ほとんど買っていません。
 このWWFマガジンは、年に26冊発行されており、溜まるとやはりそこそこかさばるので、マイブームが過ぎた後には、大部分処分済みです。
 いま手元に残っているのはほんの一部で、写真に写っているものがすべてです。自分にはそういう時代があった、という証拠として、残しています。

コメント

_ スマイル ― 2019-01-15 22:33:36

お久しぶりです。
WWFマガジン、懐かしいですね。たまに妻の目を盗んでWWEを見ていますが、あのころからキャラクター設定やデザインが大人のエンタテインメントというのは納得がいきます。日本人もいますね。
ジョン・シナにしろザ・ロックにしろフットボール経験者。それでもNFLに行けなかったレベルですが、しかし彼らのパワーがあるからWWEのもつ大人のエンタテインメント性が生きてくるのでしょう。日本ではなかなかまねできませんね。

スマイル

_ T.Fujimoto ― 2019-01-18 22:42:06

スマイルさん、こんばんは。
まさに大人のエンターテイメントであり、大人のファンタジーですね。
そうですか、ザ・ロックもアメフトの経験者でしたか?ま、アメリカではある程度体が大きく、運動神経が悪くなければ、少なくとも学生時代にアメフトかバスケかをやってみたりするようなイメージです。ブロック・レスナーのようなケースもありますものね。

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