なんちゃってアイドル論~中森明菜の場合2013-07-13 00:18:13

 アイドルと言えば、先月に写真の品(↑)を手に入れ、4枚目まで見ましたが、この方の早熟な天才性に改めて気づき、舌を巻くばかりです。


 これ(↓)は1987年のFNS歌謡祭で「難破船」を歌ったときの映像です。
 
 擦り減るように歌うときの感情投入や、うっとりする美しさ、どれも22歳にして身に付けられたのが不思議なほどです。

 これ(↓)は夜のヒットスタジオで「ミ・アモーレ」を歌ったときのもので、まだ20歳になる前だと思います。
 新曲での初テレビ出演であり、歌った後も手の震えが止まらないほど緊張していたようですが、歌のほうにはそんな感じは微塵も見えず、格好良く、情熱的でした。
 
 20歳を前に、早くもアイドルの範疇を超越し、本格アーティストになったとの評価が当時からありました。持ち歌の幅の広さや歌唱力、それに他人に委ねずに衣装や振り付けまで自ら手がける創造性を、高く評価したうえの話でしょうが、なんのことはない、真のアイドルは、このような人を引き付けてやまない魅力こそ必要です。

 こちら(↓)の「セカンド・ラブ」は、17歳、デビューして半年しか経っていない頃の歌です。

 美少女っぷりが注目されていた頃ですが、それ以上、表現力の凄さに僕は驚きます。歌うときの演技力というのでしょうか、天才的でした。


 中森明菜、常にカメラアングルを意識し、指の先まで神経を配り、生演奏生歌のテレビ番組が多かった時代にベストマッチしていたアイドルだと言えましょう。

 早くから頂点に達したが、例の事件が起き、のちも健康面でいろいろ懸念が生じ、声のほうも調子の波が激しくなりました。しかし、なにより時代が変わりました。本日(7月13日)が48歳の誕生日であり、アイドルは常に時代とともに移り変わるもので、アイドルでいられなくなった後の人生がはるかに長いのが、これまた世の常ものです。