【観戦記】2008 K-1WORLD GP 2008 IN SEOUL FINAL162008-09-29 07:43:23

 ここ2週間いろいろあって、9/23のDreamや昨日の戦極は見逃して、かろうじて土曜日のK-1 WORLD GPの開幕戦を、テレビ観戦しただけです。

 今年は1回戦から好カードがいくつも組まれ、なかでも目覚ましい働きをしたのが、K-1を創生期から支えてきたベテランのピータ・アーツです。WOLR GP 3連覇中の巨漢王者セーム・シュルトに対し、まったく臆することなく、カウンターを食らいながらも突撃を続け、勇気は素晴らしいものでした。
 個人的な採点ではドローでしたが、敢闘精神が2名のジャッジの支持を勝ち取って、シュルトの2年間無敗の記録を止めたのは、文句なし今大会の殊勲賞になるのでしょう。

 それと、チェ・ホンマンの復帰もよかったです。そのホンマンとの接戦に勝ったバダ・ハリは、打たれ弱いところが依然としてありそうですが、スピードと多彩のテクニックはさすがであり、新時代の旗手と呼ばれるだけのものがあります。
 新鋭のエロール・ジマーマン、グーカン・サキともども、横浜での決勝大会が楽しみです。