万能だった魔法2007-09-23 00:06:23

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 子供はなにかあったら、すぐ泣いてしまうので、時には大人のほうが途方にくれてしまいます。
 すると、このように叱ってみます。
 泣くな!もう小学生だから、男の子だから、何があっても絶対に泣いちゃだめだぞ!

 もっと小さい時は、泣いてしまえば万事が解決できていたのに、万能な魔法が効かなくなり、たぶん最初は戸惑っていたのでしょう。

 大人だって泣きたいときがあります。
 涙が出ないのは、何もモニタの見すぎでドライアイになったばかりでなく、長年訓練されてきた結果で、泣き方を忘れてしまったせいでもあります。

 ノートの隅に落書きして、代わりに泣いてもらうか、と、僕はこういうのでいいです。

【レース予想】2007オールカマー、神戸新聞杯2007-09-23 00:41:50

 いまから十数年前、パソコン通信(Nifty)で知り合った仲間と初めてオフ会したとき、レース後のおそば屋さんで、突如に俳句大会が行われました。

 秋立つや 馬語るひとの 笑み嬉(たの)しい

 決まらない駄作を、ほかにも2つほどひねていたと思いますが、覚えているのは上の一句です。


 当時の夏競馬は重賞が少なく、一流馬はほとんどが牧場に帰って英気を養っていました。ほのぼのとしたローカル競馬も、それはそれで楽しいですが、秋になって、スターホースたちがターフに戻ってきて、それぞれの成長とじきに訪れるはずの対戦を想い、語るのは、馬キチにとってはまさに最高に楽しいひとときです。

 サマー2000やスプリントのシリーズなど、いまは夏でも重賞がたくさん組まれていますが、やはりこれからの季節は、来るべきG1レースへ向けての前哨戦が多く、華やかさが違うし、興奮度も別格です。


 4歳以上の古馬で言えば、超のつく一流馬が秋初戦に選ぶのは、毎日王冠か、京都大賞典か、このオールカマーかが相場です。
 今年の場合、その超一流のG1ホースは残念ながら不在ですが、それにつぐグループ、G1を目指したい馬たちは、たくさんいます。
 中心馬不在で目移りしますが、そのぶん予想もおもしろいです。

 本命はタマモサポート、前走は2番人気を裏切った感じでしたが、その前のレースは内容がよく、好位に付けられるのも、いまの中山の馬場状態に合うはずです。
 比較的に少ない3歳馬の参戦ですが、皐月賞2着、ダービー4着なら実績上位のサンツェッペリンも、チャンスはあるはずです。

◎ タマモサポート
○ サンツェッペリン
▲ ネヴァブション
△ エリモハリアー
△ ブレーヴハート


 一方、3歳馬の神戸新聞杯。
 菊花賞の実施日が繰り上げになって、さら今年から距離が延長さて、いよいよ疑いのない、最重要な前哨戦になりました。

 ダービーが牝馬のウオッカに勝たれたことと、牡馬の人気馬たちは成績が安定していなかったことで、今年の3歳牡馬のレベルが疑われていますが、ここで強い勝ち方を見せることができれば、本番でも人気になるはずでしょう。

◎ ヴィクトリー
○ アドマイヤミリオン
▲ フサイチホウオー
△ アサクサキングス
△ マンハッタンスカイ