湖の向こうの富士山2007-05-05 23:07:20

.
 物置から紙を探し出したことを書きました(http://tbbird.asablo.jp/blog/2007/05/03/1480704)が、黄色くなりかけた紙と一緒に、むかし父親が描いた日本画も一緒に出てきました。
 装幀していない素の状態、僕もはじめて見た河口湖ぽい絵です。

 プロの絵描きではないので、素人に違いないですが、その素人の日曜画家のなかにもどうやら上と下があって、小学生の水彩絵の具を年に1、2回手にするぐらいの僕は下の下なら、元々器用だった父は上に近いレベルだったかも知れません。
 水墨画も日本画もそこそこ描いていて、そのうえ、絵を飾る額縁(フレーム)も、木材から自分で作っていました。
 そちらも、なかなかの出来映えです。

 絵はうまくならないな。
 ふっとそんな言葉を漏らしたのは、亡くなる1年前ぐらいでしたか。
 描きすぎたことはわかっていたようですが、どうにもならないもので、芸術家というよりも職人タイプだったかも知れません。